【桃李成蹊】6

桃李成蹊(とうりせいけい)
 
この言葉に出会ったのは、中学のころだった気がする。
 
当時四字熟語辞典とか読んでてたまたま見つけたんじゃなかったかな。
 
印象に刻まれていて、
大人になってから
僕の座右の銘となった。
 
桃李(とうり)もの言わざれど
下した自(おの)ずから
蹊(けい)を成す
 
古代中国の、
司馬遷の史記に収められた言葉だ。
 
意味は
桃や李の木は何も言わないけれど
その果実を求めて
人が集まってきて
自然と小道(蹊)ができる。
 
転じて、何も言わずとも
その人の徳で
人が集まってくる人物のことを指す。
 
人としての在り方。
どんな人に人は集まるのか。
 
事を成してきた人
信念のある人
相手と一体になり、相手の立場となって物事を見られる人
一緒にいて満ち足りる人
そばにいて優しい気持ちになれる人
与え続ける人
 
今日も在り方を磨いて一歩ずつ、
桃李成蹊の人と成る。

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