【銅の剣と100ゴールド】16

 
 
ある朝、少年は目覚めると、母親にお城に連れて行かれ、王様から告げられた。そなたは勇者であり、魔王を倒す旅に出よと。そして「銅の剣と100G」を渡され、勇者は魔王を倒す旅にでる。不朽の名作、ドラクエⅢの始まりの物語。
 
おいおいおい!ちょっと待て、、、
魔王を倒してこいって言っといて
銅の剣と100Gだけかい!
 
勇者完全になめられてるじゃん。
 
だいたいさ、16歳の少年に
酒場で仲間を探せって、、、
 
城の屈強な兵士を
そろえとけって話だよ。
 
100Gなんてすぐになくなるし、
銅の剣とか隣村のレーベに行ったら
もっと強い武器が売ってて、
あ、銅の剣しょぼい!ってすぐ気づく。
 
あれ?勇者とかいって、
私はなめられて
おだてられただけじゃん!って。
 
普通だったらそこで、
やってられるか!!ってなるのに、
 
彼のすごいところは、
その後も旅を続けること。
 
世間知らずだったのか、
天性のお人好しか、
底なしのバカか。
(笑)
 
でも多分ね、
原動力になったものがあったんだ。
 
彼はきっと思っちゃったんだ。
「俺、勇者だし!」

って。

 
もらった武器がしょぼかったことも、
死んで帰ったら、
「おお○○よ、しんでしまうとは ふがいない」と言われても、
 
怒ったり、辞めたりしなかったのは、
自分は勇者だ!
って思い込んじゃったんだ。
 
勘違いだよ。
その勘違いのまま、
魔王倒せちゃったんだよ。
 
「私は出来る!」
私は世界を救う!って
勘違いしてたら、
本当にそうなるだよ。
 
なぜならあなたは
自分の人生の主人公だから。
 
今日も思いっきり、
勘違いして生きていこう!

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