【男が戦うと言ったら】9

先日近藤太香巳さんの
講演の中で、孫正義さんの
印象的なお話がありました。
 
SoftBankが、
ヤフーBBを広げる事業に
参入することにした。
当時はNTTがすでに広げていた。
 
そこの市場に入っていくわけだから
NTTと真っ向から戦うことになる。
 
もと国営企業
国と戦うようなもんだ。
勝ち目はないんじゃないか?
 
孫さんに聞いた。
 
「孫さん、
本当にNTTと戦うんですか?」
 
孫さんは、
3秒くらいだまって、
ニコッと笑ってこう言った。
 
「近藤君、男が戦うと言ったら、
NTTくらいがちょうどいい。
それ以下だったら
弱いものいじめになっちゃうだろう」
 
器が、でかい。
 
今の俺はNTTと戦えって言われたら、
 
「ちょうどいい。」
 
とは思えないもん(笑)
 
でも、やがては、
そのくらいの器の持ち主に
なるように、
今日も日々成長です。

【涙のあとには虹が出る】8

涙のあとには虹がでる〜♫
これは、
「ああ人生に涙あり」
という曲の2フレーズ目の歌詞です。
 
あなたはこの曲の1フレーズ目を知っていますか?
僕も先日初めて知りました。
 
1フレーズ目の歌詞は
「人生楽ありゃ苦もあるさ〜」
水戸黄門の曲ですね。
 
すごい暗い曲なのかな、って
勝手に思ってたんですが、
実は4番まであって、
歌詞を見るとめっちゃ
ポジティブ!
 
このフレーズがあまりにも
有名なので、
 
人生って楽しいことあとは、
苦しいことがくるんだ。
って無意識に刷り込まれて
いないだろうか。
 
次のフレーズの
「涙のあとには虹が出る」
 
つらいことがあったあとは、
素晴らしいことが待っている。
 
この言葉も忘れずに
刷り込んで、
今日も一日楽しもう!

【美しいと思う心こそ美しい】7

先日八芳園で行われた「水の国 日本」展の
重富先生のご紹介で、
京都清水寺の高僧とお話する機会をいただいた。
 
そのときにいただいた言葉が
今も胸に息づいている。
 
当時、自分の進む道に
すごく悩んでいた。
 
そのことを相談した。
 
 
私「私の進む道は、あっていますか?
教えてください。どうなんでしょうか!?」
 
大西「・・・」
 
私「どんな道を進めというんですか?」
 
大西「・・・」
 
ところが、
何を問いかけても
なかなか答えてくれない。
 
段々焦って来たとき、
こう言われた。
 
大西「花を見なさい」
 
横に大きな花があった。
それに目をやった。
 
大西「どう感じる?」
 
私「美しいです」
 
大西「美しい。と思う心こそ、美しい。
その心の示す道に進まれよ」
 
 
この言葉で一気に心が晴れた。
何が正しいのか、
どうすべきなのかを
追い求めていた。
 
自分がいい!
 
と思った道に進んでいくことなんだ。
 
今日も、もしも迷ったら、
自分の心が美しいと思う道に進んでいこう。

【桃李成蹊】6

桃李成蹊(とうりせいけい)
 
この言葉に出会ったのは、中学のころだった気がする。
 
当時四字熟語辞典とか読んでてたまたま見つけたんじゃなかったかな。
 
印象に刻まれていて、
大人になってから
僕の座右の銘となった。
 
桃李(とうり)もの言わざれど
下した自(おの)ずから
蹊(けい)を成す
 
古代中国の、
司馬遷の史記に収められた言葉だ。
 
意味は
桃や李の木は何も言わないけれど
その果実を求めて
人が集まってきて
自然と小道(蹊)ができる。
 
転じて、何も言わずとも
その人の徳で
人が集まってくる人物のことを指す。
 
人としての在り方。
どんな人に人は集まるのか。
 
事を成してきた人
信念のある人
相手と一体になり、相手の立場となって物事を見られる人
一緒にいて満ち足りる人
そばにいて優しい気持ちになれる人
与え続ける人
 
今日も在り方を磨いて一歩ずつ、
桃李成蹊の人と成る。

【一期一会】5

一期一会とは、
人生で一度しか会えない縁があるから
出会いを大切にしなさい
って意味だと思っていた。
ある方から、
「一期一会」の完成形
のお話をいただいた。
一期一会の完成形とは、
毎日会ってる人にも、
今日で最後と思って会いなさい、

と。

今日で最後と思ったら、
会った瞬間
どんな笑顔になるか。
最後
どんな言葉を交わして別れるか。
全く違うものになる。
当たり前と思っていても、
明日生きている保証なんてないんだ。
本当に最後かもしれない。
新しい出会いはもちろん、
いつも出会ってる人にも、
今日、出会えたことに感謝します。
 

【You Can Get It If You Really Want】4

 
 
これは、
僕が初めてレゲエミュージックと出会った、ジミー・クリフの曲です。
「本当に手にいれたければ、それは手に入る」
っていう意味の曲
この曲に出会って半年後、
本当にそれを経験したことがある。
23歳のときだった。
バイトで働いていた会社で、就職しないかと言われた。
就職・・・。
人生の選択のとき。
その夜、考えて、自分の出した結論は、
「やりたいことをやろう!」
翌日、就職しない、
というか会社を辞めると伝え、
2週間後、
ベトナムのホーチミンに降り立っていた。
自分が本当にやりたかったこと。
それは旅だった。
それから2ヶ月のアジア放浪。
そしてたどり着いたインドのヴァナラシ。
ガンジス川の上にボートを浮かべ、漂っているとき、
頭にこの曲が流れた。
”You Can Get It If You Really Want”
ああ、俺は2ヶ月旅をして、
そして今ガンジス川の上にいるんだ。
感動がこみ上げてきた。
2ヶ月前までは普通に仕事してたのに。
心の底から手に入れよう!と思ったら、
必ず手に入る。
本当に欲しいものはなんだろう?
その答えは自分しかしらない。
自分の胸に、問いかけよう。