【気と氣】55

言葉は言霊と言われるように、
大きな力を持っている。
書く文字にも同じことが言える。


私たちは「気」を持っている。

ドラゴンボールでカメハメ波を打つのは気だ。
スターウォーズでいうとフォースかな?

説明するのは難しいが、
日本人なら自然と使っている言葉だ。

この前のファスティングセミナーで
面白い話を聞いた。

普段は「気」と書くこの漢字。

昔は「氣」と書いていた。

いつ変わったかというと、
GHQが日本を占領したときだそうだ。

元々の
「氣」は「气」に「米」

この「米」は八方に広がる
という意味があるそうだ。

「気」は「气」に「〆」

「〆」は締め切りの意味。
気を閉める。

八方広がるイメージから
閉じ込めるイメージへ。

日本人の文化的な概念に流れる
この「気」の文字を変えさせた。

言葉の力の重要性を感じさせるエピソードだ。

「気」を書くときは
意識的に「氣」と書いたほうがいいんだって。


2015年も残りわずか。
自分の中に閉じ込めている
氣があるならば、
思い切って開いて八方に流してから
新年を迎えよう!