【誕生日おめでとう】74

「○○誕生日おめでとう」

この言葉を書かれた写真を僕から
送られてきた人も多いと思う。

上にあなたの名前をいれて
笑顔とセットで送り始めてから
ちょうど昨日で1年がたった。

数えると、約400人に送ってきた。


※諸事情で送ってない人もいます(−_−;)
仲良くてもメールアドレスを交換してないとか
直接会ったり電話で伝えれる人とか
余裕がなくて書けない時期に誕生日の人とか。



誕生日って1年に1回だけの祝い事。

けど、
本当は毎日が誕生日なんだと思う。

なぜなら今日は
残りの人生の最初の1日だから。

人生最初の日。
バースデイだ。

今日からどう生きるか決められる。

今日はあなたにとって特別な日。

誕生日おめでとう。

【まず与える】73

もう10年近く前
友達が飛び込み営業した先での出来事を
俺に話してくれた。

その日、行ったオフィスですごい方と出会い
たくさん学ばせてもらったそうだ。

シェアしてくれた中で
印象に残った言葉がある。

『まず与えること』


さきに与えるのかぁ。
すごいなぁ。。

当時20代前半の僕は
この言葉の意味がただぼんやりとして
なんとなくしかすごさがわからなかった。


まず与える。


10年間で
この在り方が出来ている方に
何人かご縁いただいた。

その度に
この言葉の深さと
自分の在り方との差を知る。

俺もそうありたいと思っている。

でもついついそんなことは
忘れてしまったり

与えようと思ったら
人から与えられることばかり。

ま、それはありがたく受け取って。

まず与える、という生き方に
少しでも近づけるよう
今日もまた意識して一歩!


ちなみに友人が出会ったその方は

白銀龍吉法師さん

彼の著書
『愛のつくり方』
は読んで涙を流した。

素晴らしい本です。

【目の鼓動】72

27歳のとき、ボールが目に当たって傷ついて
視界に黒い点が入った。
病院に行ったら治らないと言われた。

邪魔でしょうがない。
けどお医者さんにこう言われた。

脳がないことにするので
見えなくなります、と。

事実、一月もすると
意識しなければわからなくなり
今となってはどこにあるのか
探しても見つけられない。

脳がそう処理したんだ。

そういうことってある。

例えば
自分の鼻の頭が
実は視界に入ってることに
気づいてるでしょうか?

僕は25歳過ぎるまで気づかなかった。


そして、もっと大きな気づきは
目は鼓動をしているということ。

目にも血管が通っている。

静かに静かにしていると
視界が心臓に合わせて
脈打つのがわかる。

ちょっと確認みてください。

脳はその揺れを
ないことにして
僕はそれを見ているんだ。

「百聞は一見にしかず」

という言葉があるように
見たものこそ
信じれると思うけど

意外にも目で見たものが
真実とは限らないんだ。

自分の脳というフィルターを
通したものじゃなくて

真実は何か。を意識して見る
心を鍛えよう。

【軽い挨拶】71

挨拶は大事!
そんなことは3歳でも知っている。

でも日常の生活の中で意外と
忘れてしまうんだよね。


例えば、
コンビニでのコミュニケーション。

「前のレジどうぞ〜」
「いらっしゃいませ」
「○○円になります」
「Tポイントカードはお持ちですか?」
「○○円のお返しになります。」
「ありがとうございました〜。」


さて、
ここまで自分は、無言!

たまにあるわー。

店員さんの立場だったら
寂しい!と感じてしまう。


だから意識的に会話するようにしてる。

「前のレジどうぞ〜」
『はーい』
「いらっしゃいませ」
『これお願いします』
「○○円になります」
『はい』
「Tポイントカードはお持ちですか?」
『持ってまーす』
「○○円のお返しになります。」
『はい』
「ありがとうございました〜。」
『どうも〜!』


この『どうも〜』は
めっちゃ便利な言葉。


バスを降りる時は
運転手さんに
『ありがとうございました』

郵便局で郵送物を出すときは
『じゃ、お願いしまーす』

レストランでも
『ごちそうさま!』

立ち食いそば屋とか
ファーストフードだと
帰るとき無言になりやすい。

そんなときこそ、
店員さんの目を見て
『ごちそうさまでした!』

当たり前の挨拶
軽いコミュニケーション。

それをしっかりやってると
人とのつながりを感じて
自分が楽しくなるんだ。

【卒業文集】70

卒業文集に何を書いたか覚えていますか?
イチローの卒業文集は有名ですよね。
プロの野球選手になる。
目標を数字をともなって具体的に書いている。

自分はどうだったろう?

昨年実家の引っ越しで出てきた
卒業文集を読んだら

学校のチャイムの故障に関する考察を
延々と書いてあった。

ちょっと変わった子だったらしい(笑)

ま、それは置いといて。

僕が読んだ卒業文集の中で
忘れられないものがある。

宇宙飛行士の毛利衛さんのものだ。

北海道の余市町の記念館に行ったとき
毛利さんの卒業文集が展示されてた。

それを読んだときの感動は
今でも覚えている。

体育祭だか何かの行事を休んで
お兄さんと遠くまで流星群を見に行った。
その感動をずっと書いてあった。

星のことしか書いてない。

宇宙飛行士とは
プロ野球選手よりもさらに
狭き門だ。

そこへ導いたのは
空への狂おしいほどの情熱なんだ。

それを気づかせてもらった。

本当に好きなもの
情熱をかけられるものは
夢では終わらない。

【One Day More】69

演劇のレ・ミゼラブルの名曲「One Day More」
人生で初めてこの曲を聞いたとき、魂が奮い立った。

登場人物たちが様々な立場から「明日」を歌い上げる。

革命から娘を守る父親
革命戦士の恋人を想う少女
恋に破れた少女
革命の若きリーダー
革命と恋との間で揺れ動く青年
鎮圧の準備をする警察
どさくさに稼ごうとする悪党ども

様々な立場と想いが、歌と折り重なって行く。

ああ、そうか。
それぞれ人にそれぞれの明日があるんだ。

世界中の人たちの明日が混ざって
今日という1日になるんだ。

当たり前かもしれないけれど
その事実がすごい!
と感動した。

「One Day More」
次の1日は
人によって全く違う意味を持つ。

それは、
一昨日の自分にとっての昨日と
昨日の自分にとっての今日も
同じことが言える。


今日はいつだって全く違う、
特別な日だ。

昨日と同じ1日を生きる必要はない!


あなたにとって今日はどんな
「One Day More」ですか?


素晴らしい曲なので是非ご覧ください。

http://youtu.be/IddP8AAIGTQ

【刃を研ぐ】68

旅人が森を歩いていると
木こりに出会いました。

木こりは一生懸命
木を切っていますが、
斧の刃はボロボロで
なかなか切れません。

旅人は木こりに提案します。
「一度手を休めて
刃を研いだらどうですか?」

ところが木こりは
「そんな暇はない。
あそこまでの木を
切らなきゃならないんだ。」

と切れない刃で
木を切り続けました。

〜〜〜

この話は大切な教訓を伝えている。

時には、立ち止まって
自分を磨くことが必要なんだと。

僕も初めて聞いた時
なるほどな!と思った。

ところが、
この話は落とし穴があった。

誰が言うかが大事なんだ!

僕はこの話を
めちゃくちゃ木を切ってきた人
から聞いた。

だから説得力を感じた。

これを
そんなに切ってない人が言うと
言い訳になっちゃう可能性がある。

それとか
研ぐことだけにハマって
切らなくなっちゃったりする。

それじゃ意味がない。


人は内側から新しい刃が生えてくる。

実は切り続けることで
磨かれたりもするんだ。


切る!
切るために研ぐ!

そして切る!

【徳を積む】67

うちのおばあちゃんは明治生まれ。

若いころは戦争の人生だった。

家族が死んだり、生き別れたり、
苦労して苦労して人生を送ってきたそうだ。

おばあちゃんが亡くなったときに
親戚のおばさんが
あの人は苦労した人生だった。
今度崇史ちゃんにも教えてあげるね。

と涙ながらに言っていた。


おばあちゃんの住んでた
ケアハウスを引き払いに行った時

僕はそこで一番
仲良かった友達に聞いてみた。

「僕のおばあちゃんは、
どんな人生だったて言ってました?」

そしたらお友達はこう答えた。

「鳥山さんからは
辛かったって話は
一度も聞いたことがない。
幸せな人生だったんだろうね。」


それを聞いた時
おばあちゃんの覚悟を感じた。

中には
自分がどんなに苦労した
人生だったか
愚痴や不満を言う人もいる。


でも、おばあちゃんは、
それらを自分の中に閉まって
外にもらさなかった。

孫には負の遺産を渡さなかった。

「徳を積む」とはこのことだ。


僕はそれから
おばあちゃんの過去の
苦労話を聞くのはやめた。

尊敬する生き方だ。
おばあちゃんの意志を受け取った。
悪い言葉や辛い話は
人にもらさない。

いつもニコニコして
周りに幸せを広げる
おじいちゃんに僕もなろう。