【空白】88

何かを始めようと思っても、
空白がないと新しいものが入る隙間がない。
まずは、空白を作ろう。

時間には空きを作って
お金には予備を作る。

そうすると、空白を埋めようという
力が働くんだ。

例えばアポイントをいれたいなら、
スケジュール帳に空白を作る。

アポを入れたい時間枠に
相手の名前を書く欄を作る。

14:00〜15:00
「 」とアポ
みたいにね。

アポは決まってるのに
相手が決まってない。

空白だと認識する。

脳や、潜在意識は
空白を埋めたがる
という性質がある。

この力はとても強力で

例えばせっかく予定が空いたのに
どんどん他の予定が入ってしまい
埋まってしまうことがある。

収納スペースが十分な家に引っ越しても
いつの間にか全部の引き出しが
いっぱいになっていたり。


空白が埋めようという力が働くんだ。


その力に対抗して
家に一人分の収納スペースを
空けておこう。

そうすると一緒に住む
恋人を引き寄せたりするかもしれない(^_-)


「何もない」

「空白がある」

は全然違う。

何か新しいことを始めようと思ったら
意図を込めた空白を作ろう!

だから
断捨離は大事。

逆に、大きな空白が出来てしまったら
大きなことを引き寄せるチャンス!

【崇史】87

今日は僕の名前。
この名前、すごく気に入っている。
親がつけてくれた名前。

「崇」の字は

日本国憲法前文の最後の一文から取られた。

「日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な目的と理想を達成することを誓ふ」

僕もすごく好きな一文だ。

「史」は、名前が崇の一文字だと
バランスが悪いから持ってきたそうだが、

俺が歴史大好きになって
歴史の史が自分の名前に
入ってるってのは嬉しい。


言葉には力がある。

自分の名前は
人生に大きな影響を与える。

自分の名前に込められた
意味を調べてみよう。

そして
自分の名前を使って
物語調に意味を与えてみると面白い。

例えば僕は
名字が河端

字は分解してもいい
「端」は
「立」「山」「而」に分けて

大河を渡り
山を越え
立ちあがる
而して
崇高な
歴史を紡ぐ
河端崇史

こんなふうに自己紹介を作ってみよう。
コツはとにかく盛ることです(笑)

ま、なんで自分の名前を
書いたかと言うと
明日が誕生日だからさ。

【叶う】86

夢を叶えやすくするためには方法がある。
まずはたくさんの人に言うこと。
「叶う」という文字は
「口」に「十」と書く
口に十回出すと叶う!ということだ。

ただ
夢は言わないほうが叶いやすい
という説もある。

「話す」は「離す」

人に話すと、
夢が離れて行ってしまうんだとか。


僕はたくさんの人に言って
実現したこともあるし
誰にも言わなかったけど
叶った夢もある。

人に話したほうがいい夢と
話さないほうがいい夢。

どっちにしたら叶いやすいかは
それが応援される夢かどうからしい。


「宝くじ当てるのが夢です!」
ってたくさんの人に言っても
応援する、買ってあげるよ。
とはなかなかならないだろう。


「東京湾をきれいにして
海水浴が出来るようにするんです。」

これなら
応援する人が増えそうだ。

そういう夢はたくさんの人に伝えよう!

そして
人に夢を言う時は
男性なら女性に!
女性なら男性に!

感性が違うからいいんだって。

言ったり言わなかったりして
たくさんの夢を叶えよう(*^^*)

【ゆず】85

「雪の、しんしんと降る夜道を、少女は歩いていた。雪の底に沈んでいる、小さな果物屋の火が、その辺り一面を、淡いオレンジ色に染めている。」

確かこんな書き出しだったと思う。

小学校5年生かな
国語の教科書に載っていた
「ゆず」という作品。

あの作品が大好きだった。

物語で、
少女はおばあさんと出会う。

おばあさんが転んで
ゆずを落とし、
それを拾って渡してあげる。

おばあさんは、
受け取ろうとしてはたと手を止める

「悪いけも、そこまで持ってってくんないないかね?おら、手がかじかんで」

いいですよ。
と少女は手袋をはめた手で
しっかりとゆずを抱え、
持って歩いた。


別れ際、おばあさんにゆずを
返したとき、こう言われる。

「お礼とも言わんねぇようなお礼だども」


少女はおばあさんが言ったことが
なんのことかわからなかった。


次の日
少女は外で遊んでいた。

ああ、寒い。
思わず手袋をはいた手で顔を覆う。

「あ、ゆずの匂い」

おばあさんのお礼はこれだったんだ。


優しさにあふれた作品だ。

これが
ゆずを1個あげますよ。
だと物語にならない。

ものじゃなくて
想いを伝える。

だからこの物語は
20年以上たっても僕の心に残っている。


伝わるのは、想い。