【氣をつけま、せん】93

「氣をつけます」

失敗したりミスをしたとき
よく使われる台詞。

僕はこの言葉はなるべく使わない。

一度起こったということは
同じことをする際に
再び起こる可能性がある
ということだ。

そうならないように
必ず解決策、予防策を
出すし、出してもらう。

このように対策します。
このように行動や環境を変えます。


「氣をつけます。」
って答えは
具体性がない。

僕にとっては
「何もやりません。」
と同義だ。

同じことが起こらないように
何を変えたらいいのか?

どのようにしたら
解決できるのか?

何が出来るのか?

常に問いかけをして
答えを探すことで
成長していくんだ。

【求めよさらば与えられん】92

今使ってる財布はかなりいいもので、
もう7年くらい使っている。

これを手に入れたときのエピソードがある。

お世話になった方が
引っ越すというので、家に行った。

「処分したいから
欲しいものがあったら
持ってっていいよ。」

本などをもらったあと
この財布が目についた。

「この財布いいですね!」

「いいとこに目を付けたね。
これはすごくいいもので
とても気に入ってるんだ。

欲しいの?」

「いや、大切なものなら
もらえないですよ」


次に言われたことに
違和感を感じた。

「へぇー、
河端くんはそうやって
欲しいもの欲しいって
言わないで生きていくんだ。」

とっさにこう答えた。

「当たり前じゃないですか。
あなたのものなんだから
いらないのではなければ
もらえませんよ。」

言葉に出して、
違和感の原因に気付いた。
これ違うな。

その考え方を変えなさい、
と教えてくれてるんだ。


「これ欲しいです!僕にください!」


「大事に使ってね。」


財布と一緒に、
素敵な教えもいただいた。

欲しいものは欲しいって言わないと
手に入らない。

求めよさらば与えられん。

【10秒の壁】91

100m走で10秒切る。

今は、大きな大会の決勝戦で
9秒台は当たり前の世界。

ところがひと昔前は、
そんなことが出来るのか?
と思われていた。

1983年カール・ルイスが
公式記録で10秒を破った。
それから続々と10秒を破る選手が現れたんだ。

それまでは誰も越えられなかったのに。


これを聞いたとき、
すごいな!って思った。
意識がこんなにも現実を変えるのか。

以前は10秒というのは
人間が越えられない壁。
という共通意識が持たれていた。

ところが、
一人が越えてしまうと

あれ?
出来るじゃん。


潜在意識に入る。

集合的無意識が変わり

出来る人が続出する。


意識が変わったら
出来るようになったということは
つまり本当は壁なんてなかった
ってことだ。

思い込みなんだ。

壁は自分が作ったものだ。


壁を壊そう!意識を変えよう!

・・・
とは言っても
簡単には出来ない。

私にも様々な思い込みがある。

それを壊せたのは
壁がない人と出逢うことだった。


いろんな方と出逢った中で
特に名倉さんが
めちゃくちゃ壁を壊してくれた。

【やだよー】90

先日とれみにょん珠生さんの
コミュニケーションのワークショップに参加して、面白いワークをやった。

相手の誘いに対して「やだよー!」
と全部否定で返す。

今までいろんなワークを
体験してきたけど
割とポジティブなワークが多かったから
これは初めてだった。

やってみて気づいたのは
意外と気持ちよかった!ってこと。


この感情は自分の中で重要なことだと思った。

それはなぜだろう?


大人になると、周りに合わせて
嫌なものも嫌と言えずに生きていく。


「ちょっと忙しくて、、、。」
は、
よくある断り文句。

いや、忙しくなくても

やりたくないんでしょ?
行きたくないんでしょ?

それが嫌だから!

でも言えないよねぇ。なかなか。

だから思いっきり
やだよー!
って言うのは気持ちよかったんだ。


たまには周りのことはおいといて
自分に本音を言わせてあげよう。