【準備】95

僕はよく「準備がいいね」と言われる。確かにそうだと思う。
あったらよさそうな物は持ち歩いてるし、必要になりそうな情報はあらかじめまとめておいたりしている。

でも、昔はそうじゃなかった。
こうなれたのには、実は訳がある。

僕は臨機応変が苦手だったんだ。

何か想定外のことが起こった時、
パニックになってしまう。

だから完璧に用意されてないと
安心出来なかった。
怖くてしょうがなかった。

だから準備した。


ペンが足りなかったときのために
余分にもう1本持っていく。
渋谷でお茶をすることになるかもしれないから
カフェの候補をあげてく。
傘や充電器、両替用の小銭などは
どんな時でも持ち歩く。

いっぱい準備するようにした。

だからいつも荷物は多い。

遊びに行くときも、
「今日仕事?」
って言われるくらいいつも持ち歩く。

それは何かあったときに、
ないと不安だからなんだ。

それでも対応しきれないときがある。

そういうときは、あとで
問題と解決策をメモしておいて
それをリスト化して蓄積しておいた。

それがマニュアルになって、
今他の人の役に立っている。


準備をするのが好きだったわけじゃなく
元々は、
究極に苦手なことがあって、
それを避けるために磨いた能力。

今は、臨機応変に弱くて
よかったと思っている。

あらゆることを想定して
準備する力がついた。

苦手と思っていることは
実は人生の
大きな武器になりえるんだ。

あなたの苦手なこと(武器)はなんですか?

【セルフイメージ】94

私はセルフイメージが低い!
と思ってる人ほど
実はセルフイメージが高いことがある。

私はあれも出来ない、
これも出来ない、
と落ち込んだり、
自己嫌悪になつたり。

それはもしかしたら、
比べる対象のイメージが
高いのかもしれない。

出来ないと落ち込むということは
それがうまく出来ている場合が
前提にあるということ。

比べることが出来るということは

自分はそうなれる可能性がある
と信じているということだ。


最初から、出来るわけがない!
と思ってたら
出来なくても落ち込まない。

例えば
ウサインボルトと比べて
足が遅いって落ち込まない。


あれも出来る、これも出来る。
失敗もしない
完璧な自分、理想の自分。

それと比べる対象に
出来るということは
そうなれると思ってる。

むしろ、それが当たり前だという
セルフイメージがあるから
落ち込んだりする。

実は、めちゃくちゃ
セルフイメージが高い
ってことなんだ。

自分はそうなれると思ってる。
それが出来て当たり前と思ってる。
その自分を認めてあげよう。