【味方】119

あなたには味方がいますか?
あなたの味方は誰ですか?

たくさんの人が味方をしてくれていますか?
それとも、
味方なんて誰もいない中にいますか?

味方なんていない、
と思ったとしても

あなたには、味方がいる。

周りに裏切られ、否定され、無視されても
あなたには、味方がいる。

あなたがどんなに
悲しんで、落ち込んで、絶望しても、
決して諦めない最高の味方がいる。

それはあなた自身。


あなたでさえ
自分を嫌い
自分を信じられなくて
自分の夢を諦めたとしても

そのあなたの味方であり続ける。


あなたの身体が、
あなたを支える。


自らを傷つけても
細胞は止血をし、回復を図る。

自らを苦しめたとしても
あなたを守り、毒を出すために、
毛も、爪も
伸びることをやめない。

何もかも嫌になって
寝ていても
壊死しないように
毛細血管が伸縮を繰り返す。

心臓は鼓動を止めない。
呼吸は止まらない。

あなたの命があなたの味方だ。


あなたの命自身が
持てる全てを使って
あなたの命をつないでいる。

24時間、ひとときも休むことなく
あなたの命を守り、育んでいる。

どんなときも!
どんなあなたも!
全知全能、全生命力をもって!

生かされている。


自分自身に、ありがとう。

私の味方は、ここにいる。

私には私という味方がいる。


どんな状況に陥っても
忘れないで。

あなたには味方がいる。

あなたには味方がいる。

あなたには、味方がいる。

【運命の出会い】118

たくさんの人と出会っていくと
出会った瞬間にビビッ!ときたり
まさに求めていた人だったり
必然と思えるような出会いがある。

そんな出会いを
「運命の出会い」と呼ぶのだろう。

僕は、
そんな特別な出会いだけが
運命の出会いではなくて
全ての出会いが運命だと思う。

70億人の人間がいて
街ですれ違うだけでも奇跡なんだ。

まして関わりあう人なんて
どれほどの確率なんだろう。

全ての出会いは、偶然じゃない。


出会ったけれど、
うまくいかなかった。
去っていってしまった。

この人は私の運命の人じゃなかった。

って思うことがあるだろう。

でも、その人も運命の人なんだ。

出会うまでは、運命。

そこから先、
どんな関係を作っていくかは
僕たちの選択なんだ。

電撃的な出会いをしても、
別れてしまうことがある。

ほんのちょっと関わりから
親密になることが出来る。

何を選択して、どう行動するかで
出会った人との関係は変わって来る。

僕は、人生を運命のせいにはしない。

人生は、自らの選択で決まる。

あなたは、出会った運命の人と
どんな選択をしていきますか?

メリークリスマス!

【苦しみは救う】117

人は生きていれば
苦しいとき、辛いときがある。

苦しときって、不思議と、
一人なんだよね。

あなたが何かに苦しんだとき
本当に分かり合えるのは
同じ苦しみをもった人だと思う。

深く傷ついた人こそ
深く傷ついている人の氣持ちがわかる。

何年も苦しんだ人こそ
何年も苦しんでいる人の氣持ちがわかる。

今の苦しみを乗り越えて
目の前に同じ苦しみを持つ人が現れたとき

あなたなら
その人のことをかわってあげられる。

わかってくれる。

それだけで、救われることがある。

そのとき思えるかもしれない。
ああ、この瞬間のために
私にはあの苦しみが与えられたんだ。

苦しみには
人の苦しみを救ってあげらる力があるんだ。

【助けて】106の回で書いた
苦しみを聞いてくれた子が
こう言ってくれた。

「私に打ち明けてくれることで
私に存在価値を与えてくれるの。
私が救われているんだよ」

人に悩みを打ち明けることで
その人を救うことになるなんて
考えもしなかった。

でも、僕が大切な人から相談されたら
僕に頼ってくれたことが、嬉しい。


あなたが苦しんだ分だけ
同じ苦しみをもつ人を
救うことが出来るんだ。

あなたが苦しみを分かつことで
救われる人がいる。

あなたの苦しみには
人を救う力がある。

【虹のふもと】116

4歳くらいのころだったか。

虹が地面にくっついているところは
どんなふうになってるんだろう?

氣になって氣になって
虹が出る度に、お父さんに言って
車を出してもらった。

「虹の下に連れてって!」

でも何度追いかけても
虹は逃げて行く。

そしていつもたどり着く前に消えてしまった。


あの頃の無邪気な心は大切にしておくとして

今は、別な楽しみ方を知っている。

それは、
この場所から眺める。ということ。

その下に行かなければ
すごい景色を見られない!

そんな思い込みを外して、
一呼吸置こう。

今、この場所から
虹を眺める。

追いかけることだけに
フォーカスし過ぎると
ちゃんと見ないうちに消えてしまう。

虹は、目の前に広がっている。
今、この場所から
眺める虹こそが、美しい。

【何もしない日】115

大学時代に聞いた曲
ケツメイシの「1日」
この歌詞にだいぶ助けられたことがある。

「今日はただダラダラな日にしよう。
二度寝して、昼まで寝て、テレビ見て
ビール飲んで、ジム行って、また飲んで朝まで!」

そんなバカな1日を綴った歌。

どうしても
何かやらなければならないと思ってると
毎日に追われてしまう。

僕も
予定がいっぱい詰まってないと
不安で
何もしない日があったら
許せなくて
夜眠れなかった。

でもね、たまには
そんな日を認めてあげよう。

何かやらなければならない。
やらない日には価値がない
んじゃなくて

そんな日を過ごしても
自分にOKできる日。


「1日」の歌詞みたいに
ただゴロゴロ。

携帯も触らなくていい。
外に出なくてもいい。
ルーチンをやらなくてもいい。

そんな日があってもいい。