【観手に咲く】122

先日、内田裕士さんの講演会で素敵な言葉を教えてもらった。
「花は観手の心に咲く」
世阿弥の言葉だそうだ。
美しいものを見たときに、感動するのはそれが美しいからではない。
見る人が、美しいと感じているから美しいのだ。

心が荒んでいれば、どんなものもよいとは感じることが出来ない。
感動できる人は、何を見てもそこに花を感じることが出来るんだ。

僕は、122回、こうやって紙に言葉を書いて発信している。

言葉というのは、人にとってタイミングで
心に刺さることがあると思う。

それは、僕がすごいんじゃない。

あなたが、受け取り
あなたが心に花を咲かせたんだ。

素晴らしいのは、あなたの心なんだ。

花は観手の心に咲く。

美しい、と思う心こそ美しい。