【これは私の問題だ】167

この前カフェで注文をしたら、店員さんが間違えた料理を持ってきた。僕は、これ頼んだのと違うよー。と伝えて、運び直してもらった。そのとき、自分の心の反応が、ある言葉を聞く前と違っているのに氣づいたんだ。

前だったら、
「もー、ちゃんと仕事してよ!」
って思ってたと思う。

この時は、最近聞いている
鴨頭嘉人さんの言葉が響いた。
「これは私の問題だ!」

起こってる出来事を
自分の問題、自分の責任ととらえる。

店員さんが間違えたことは
僕のミスだ。
僕はこれを防ぐとこが
出来なかったろうか。

そういえば店員さんは
僕が言った注文を、聞き直してた。

注文の取り方自体
慣れてない感が出てた。

今日初日だったのかもしれない。

そのことに氣づいてあげれば、
その人のことをもっと見てあげれば

もっとゆっくり、ハッキリ
注文を繰り返してあげられた
んじゃないか。

そうしたら間違わずに
済んだんじゃないか。

この人が自信を失わずに、
どうしたら、接客の楽しさを
味わいながら仕事が出来るだろうか?
僕には何が出来ただろう?

そんな想いが浮かんできた。

それは
「これは私の問題だ」
という考え方を知ったからだ。

知らないまま
「ちゃんとしてよ!」
と思うよりも

今の感情のほうが愛おしい。

この在り方によって
自分の思考、行動の範囲が
広がったんだ。