【フォーカスを変える2】169

夜の街の向こうにスカイツリーが目に入る。カラフルに点灯するライトは、誰かが考えたんだろう。明るすぎず、地味すぎず、街と調和して、人の心を癒す光を灯す。
パターンを作った人はきっと、そういうことを意識していたんだろう。
【フォーカスを変える】168で書いた中で、僕が一番好きなフォーカスは「感謝へのフォーカス」だ。その意識を持って街を歩いたとき街は、人を喜ばすために作ったものばかりだ。

階段のちょっとした滑り止め
雨がたまらない傾斜や溝
道をふさがないよう剪定された木々
昨日落ちてたゴミは
今日はなくなってる
電車の優先席も優しさから
生まれたものだろう

蛍光灯の配置位置
手すりの高さ
一定区間に設置された消火栓
装飾の施された街灯
舗装された道路
景観を損ねないよう減らした電線

数え上げればキリがない。

感謝を探していつもの道を歩くと、
思いやり、幸せ、有り難み
たくさんの感謝に
囲まれていることがわかる。

フォーカスを感謝に変えるだけで
いつもの道の中に
幸せと感動を味わえるんだ。