【期待】174

松下幸之助さんのストーリーで心に残る印象的なシーンがある。それは仕事であるチームが失敗をしたときのこと。それを知って、松下さんは激怒した。間をあけず、そのチームのもとへ飛んでいった。そしてそのチームのいる部屋について、バタン!とドアをあけた瞬間!
信頼している部下の顔がそこにあった。

あんなに怒っていたエネルギーは
どこかに消え失せ

部下の顔を見ながら
松下さんから漏れた言葉。

「お前がいながら、なんでや」

自分のことを信頼して
期待してくれてたと伝わる一言。

普通だったら
「何もやってるんだ!」
とか
「お前はダメだ!」
とか
言ってしまいそう。

そんな怒られ方よりも
ずっと心に刺さる。

言われた人は
絶対に次は期待に応えよう!
そう心に誓って頑張ったそうだ。

これは
「お前に期待してるよ。」
と心からのメッセージ。

伝わるってこういうこと。
最高のコミュニケーションだ。