【天岩戸】204

日本神話にこんなお話がある。須佐之男命(スサノオノミコト)の暴挙に怒った天照大神(アマテラスオオミカミ)は天岩戸(アマノイワト)という洞窟に隠れ、入り口をぴったりと塞いでしまった。天照大神は太陽神なので、世界は暗闇になってしまった。これは困った事になったと、八百万の神は集まって、天照大神が洞窟から出てくるように色々なことを試す。だけど全然出て来ない。そんな中、天鈿女命(アメノウズメノミコト)が豪快な踊りを踊ると八百万の神は笑いころげた。それを聞いた天照大神が、何がそんなに面白いんだろう?扉を少し開けて覗いてきた。それがきっかけで外に出すことに成功し、世界に光が戻った。

この話
人は何に魅かれるか
を物語っていると思う。

笑ってるところは
見てみたくなる。

楽しそうなところは
行ってみたくなる。

逆に
うわー、大変そう。辛そう。
というところに人は寄り付かない。

僕もできれば避けたいよ。

笑ってるところ
楽しそうなところに
人は集まってくる。

だから、仲間を集めたかったら
笑ってよう。楽しもう。

笑ってるところには
太陽神すら顔をだす。