234【受け取る】

「受け取っていったら、溢れませんか?」

そう質問されて、僕は、溢れないと思う。と答えた。

でもそのあとで、その質問について、じっと考えた。

受け取ったものは溢れない、氣がする。

なんでなんだろう?じっとじっと考えた。

色々考えて、僕の中で一つの答えたどり着いた。

受け取ったものが溢れるのではない。

受け取れないものが溢れるんだ。

受け取れなくて

一時保管場所に入れといたものが

いっぱいになって溢れるんだ。

じゃあ、受け取れたものは

どこに行くんだろう?

消えちゃう?

4次元ポケット?

いや、違う。

消えない。

受け取ったところにある。

でも、

いくら受け取っても、

溢れることはない。

なぜなのか。

それは、

器の分しか受け取れないから。

器を超えたら溢れる?

そう、溢れる。

器はどうしたら大きくなるんだろう。

それは

与えることで

大きくなる。

与えた分しか

受け取れないんだ。

どうやったら受け取れる?

受け取れないときはどうしたらいい?

受け取ることに

フォーカスすると

溢れてしまわないか?

という考えになってしまう。

与えることに

フォーカスする。

まず与えるが先なんだ。

「受け取っていったら、溢れませんか?」

「どれだけ受け取っても、溢れないよ。」

もし今答えるとしたら、

こんな感じ。

じっと考えたけど

この答えに辿り着くまで

それまでの

たくさんの経験が必要だった。

頭ではわかっても

与えると受け取るってことを

体感で理解するのに8年かかった。

与えるのものが、受け取るもの。

これが、宇宙の法則なんだ。