277【名前】

私の苗字は「河端」。かわの字が、「川」ではなく「河」のほう。でもよく「川端」と間違われる。自分が苗字を間違われやすいから、人の苗字には意識する。おなじ「さいとう」でも、

「斉藤」「斎藤」「齊藤」「齋藤」・・・と色々ある。

「わたなべ」も「渡辺」「渡邊」「渡邉」。

「高」か「髙」、「広」か「廣」。

読み方も中田と書いて「なかた」「なかだ」。

名刺渡したり、SNS交換したりして

送られてきたメッセージの

自分の名前が間違ってたら

あら?と思う。

逆に、合っていると

しっかり見てくれているな。

と思う。

間違えられない漢字の人は

そんなこと思うことも

ないかもしれない。

漢字の間違えを

よくされる側だからこそ

相手の名前を

注意して見るようにしている。

自分の名前を正確に書いてくれると

嬉しいんだ。

#フォーチュンギフト

276【不足】

あれが出来なかった。これが上手く行かなかった。一体何が足りなかったんだろう?やり方を変えた方がいいのかな。心構えに問題があったのかな。そもそも私には向いてないのかな。ぐちゃぐちゃ色々と考える。でも、その原因は実はとってもシンプルな場合が多い。

もし今の2倍準備してたら

出来たんじゃない?

もし今の3倍練習してたら

上手くいったんじゃない?

あれこれ原因を考える前に

一つの現実を確かめてみよう。

足りてた?

出来なかったのは

ただ単に

練習不足、準備不足だったんじゃない?

ぐちゃぐちゃ考えるより

もっと準備しよう。

もっと練習しよう。

もっと数をやろう。

ただシンプルに

出来るまでやろう。

#フォーチュンギフト

275【惰性】

拳法をやってたとき、毎日、突き、蹴りの練習をしていた。前拳30本!胴突き50本!とかやるわけだ。「イチ!」『エイ!』「ニ!」『エイ!』「サン!」『エイ!』数える声が聞こえた瞬間に突く。そのときに意識していたのは掛け声がかかってから突く、ということだ。あくまでも聞いてから突く。リズムに流されてはいけない。反応の練習にもなるからだ。だから私が数える時は、時々あえて、次の数字を数えないようにした。

そしたら後輩は、

まだ私が言ってないのに

『エイ!』と突いてしまったり、

ピクッと動いたりしてしまう。

その瞬間

「集中しろ!」

と怒鳴ったものだ。

何十本とやってると

だんだん一本の価値が薄れて

「何十本の中の一本」になってしまう。

でも、試合では

その「一本」で勝負が決まる。

惰性でやらない。

繰り返しやることこそ

その瞬間瞬間を

その一本一本を

真剣に。

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274【警策】

坐禅を組んだときに、ペチ!と打つ平たい棒のことを警策(けいさく)と言う。あれは、集中してなかったり居眠りしてる人に対して、喝っ!と打つものだと思ってた。もちろんその意味合いもあるのだけれど、実際に坐禅に行くと、ほとんどの場合、使われ方が違った。こちらからお願いして打ってもらうんだ。

坐禅はずっと同じ姿勢でいて、

微動だにしないから、

身体が張ってくる。

警策は背中に打ってもらうので

打ってもらうときは

前屈みになる。

そのたった一挙動。

前に倒れるという動作だけでも

一切動かない坐禅中はありがたい。

そして打ってもらうのは

背中の筋。(臨済宗の場合)

ずっと同じ姿勢で緊張してる筋を

ペチン!

と打たれると

張りがとれて氣持ちいい!

また姿勢を戻したときシャンとなる。

だから、目の前に警策が来た時は

待ってました!

って感情になる。

まぁ、坐禅中はそれも

雑念かもしれないが。

どちからと言うと、

罰的な意味で打つと思っていたあの棒。

イメージと現実が違うことって

いっぱいあるんだ。

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273【守り人】

あなたを守ってくれる人はいますか?どんなときも、守ってくれる人。喜んでいるときも、悲しんでいるときも。寝ているときも、食べているときも。動いているときも、何もしていないときも。ひとときも休まず、あなたが生きるために、ありとあらゆる努力をしてくれる人。それはいつもすぐ側にいる。

激しく動いたら、呼吸を速くしてくれる。

熱が上がれば、汗を出してくれる。

血が出れば、固めて止めてくれる。

乾かないよう、まばたきしてくれる。

転びそうになれば、バランスを取ってくれる。

情報が多すぎれば、忘れさせてくれる。

危険があれば、痛みで教えてくれる。

意識なんてしていない。

身体がわたしを

守るためにやってくれている。

自分を愛している時も、

自分を否定しているときも。

全智全霊全生命力で

わたしを守ってくれている。

どんな時も、私の味方。

私の守り人は、私自身。

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272【サポーター】

朝起きて、最初に自分にかける言葉はいつもこうだ。「よく起きた。」両手を反対の腕にまわし、自分を抱きしめて言ってあげる。「昨日は、遅くまでよく頑張ったのによく起きたな!エライ!」「え?途中で寝てしまった?」「それもエライ!無理せずに身体を休めたんだね。素晴らしい!」自分で自分に、たくさんの愛のメッセージを送ってあげるんだ。

人は認めてもらいたいし、

褒めて欲しいものだと思う。

もし、身近に

それをしてくれる人がいるなら

幸せだろう。

でも、きっと、

一日中し続けてくれる人は

いないだろう。

まして毎日、一生

し続けてくれる人は

いないんだ。

けれど、自分だけは別だ。

どんな時も一緒なのは自分自身。

24時間、起きてる時も、寝ている時も

生まれてから死ぬまで

片時も離れることはない。

その自分が、

認めてくれたら、褒めてくれたら

こんなに心強いことはない。

どんなときも、

私を見てる。

あなたを見ている。

その自分に、

認めてもらおう。

褒めてもらおう。

愛してもらおう。

その自分を、

認めあげよう。

褒めてあげよう。

愛してあげよう。

よくやった。

大丈夫。

いいんだよ。

見いてるよ。

そばにいるよ。

どんなときも、

自分の最高のサポーターは

自分自身。

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271【世界を変えるアイデア】

あるとき、夢を見た。その夢の中で、とんでもないアイデアが降ってきた。それは、世界を変えるような革命的なアイデアだった。それはビジネスとしても、芸術としても素晴らしくて、社会の理を変えてしまう計り知れないアイデアだった。あまりの衝撃で僕は目が覚めた。

まだ夜中だ。眠い。

でも寝てしまったらたぶん

このアイデアのことを忘れてしまう。

そうだ、メモしよう。

なんとか布団から這い出て、

今見た夢のアイデアのことを走り書きした。

そしてまた眠りについた。

案の定、朝目覚めると、

すっかり忘れていた。

でも、なにかひっかかる。

何かあったような氣がする。

そういえばなんか夢を見た氣がする。

だんだん思い出してきた。

あれ?

確かものすごいアイデアが

降りてきたんじゃなかったっけ?

そうだ、世界を変えるような

革命的なアイデアだったはず!

なんだっけ?

思い出せない。。。

あ。

そうだ。

メモしたんだ!

えらい。わたし。

机の上を見る。

やった!

メモがある!

人生を変えるような

常識を覆すような

凄まじいアイデアだったはず!

期待に胸を膨らませ

メモを見た。

そこにはこう書いてあった。

「音で音楽を奏でる」

・・・。

・・・・・。

なんのこっちゃ??

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