390【焚き火】


小さいころから、火が燃えるところが好きだった。キャンプなんかで焚き火をするのが楽しみ。薪が赤くなって、黒くなって、形が変わっていくのが面白かった。でも、子どもにとって火は危ない。そんな状況でお父さんが取った選択は。

毎週末、庭で焚き火をやらせてくれた。
危ないからこそ、火にたくさん触れて、火のことを知る、慣れることが大切なんだと。
毎週飽きるまで火で遊ばせてくれた。

おかげで、小学生のころから
火の扱いは得意になった。
隠れて火遊びをする必要もなかった。

危ないから遠ざけるのではなく
危ないからとことんやらせる。
お父さんのこの選択、
大人になった今見ても
すごいよかった。

#フォーチュンギフト