【コミュニケーション】103

アイランドツアーでの一番大きな氣づきは、今後の人生を確実に変えるものだった。

自分に対する、大きな問いかけをした。

「お前は、目が見えなくなっても、耳が聞こえなくなっても大切な人のことがわかるか?」

その問いの答えを求めながら
僕は過去の自分の在り方に氣づき
泣き続けた。

目と耳が塞がれたなら
香り。
手触り。
空気。
感じるもので必死に探すだろう。

でも、僕には
見つける自信がなかった。

それだけ、目と耳以外では
相手を感じてなかったってことだ。

そしてまた、

目と耳を塞がれたときに
触覚や嗅覚で探すその必死さで!!

見える目も!

聞こえる耳も!

使ってきただろうか!?


相手のことを真剣に観てきたか?

相手のことを本気で聴いてきたか?

相手のことを全力で触れてきたか?


これがコミュニケーションか!

これがコミュニケーションか!!

突きつけられた。

僕は今まで何をしてきたんだろう?

これがコミュニケーションならば
僕は取ってこなかったということだ。

この氣づきが、
これから出会う人との
付き合い方を大きく変えるだろう。

人生が変わる瞬間だったんだ。


衛藤先生
アイランドツアー実行委員
一緒にいてくれた景さんに
心から感謝します。