【光と闇】177

「闇はあってもいいの?」その質問に対して僕は『風の谷のナウシカ』のワンシーンが浮かんだ。「生命は光だ‼︎」墓の主の言葉に対して、ナウシカは反論する「ちがう いのちは闇の中のまたたく光だ‼︎」
全てが闇であったなら
何も見えないのと同じように
全てが光であったなら
僕らは光を認知できない。

闇が薄ければ
強い光も目立たない。
闇を遠ざければ
光に氣づかなくなる。

光と闇、プラスとマイナス、陰と陽
全ては表裏一体。

闇があるからこそ
光のまたたきを
感じることができるんだ。