【明日への手紙】192

1年後とか、10年後の自分への手紙を書いたことはあるだろうか?
ああいった手紙は忘れたころにやってくるよね。
僕も何度か書いたことがあって、届くと嬉しい。過去の自分からのメッセージ。
 
ふと、その手紙を
もっと早く読みたくなったんだ。
 
だから明日への手紙を書くようにした。
 
毎朝、起きたら明日の自分への手紙を書く。
そして次の日の夜、
昨日の朝の自分へ返事を書くんだ。
 
 
なんとなく、
今日の夜の自分じゃないのは
一度睡眠を挟んだほうがいいと
思ったからだ。
 
起きた自分は、寝る前の自分と違う。
生まれ変わった自分と
会話ができるような感じがしたんだ。
 
 
毎日書いていると不思議なことが起こる。
 
 
今日辛いことがあって帰ってくると
昨日の自分からのメッセージがある。
 
「今日頑張ったじゃないか!
出来なかったことを数えるんじゃなくて、
出来たことを数えるんだ。
お前が頑張ってることを、俺は知っている。
大丈夫!俺はお前の味方だ。」
 
昨日の自分からの
暖かい励ましで癒される。
 
 
 
今日、決断をして帰ったら
昨日の自分がこう書いてあった。
 
「今日どうだった?いいことあったか?決めた?」
 
おお!決めたよ!なんで分かった?
さすが俺だな!
 
 
 
疲れて帰って来て、もう寝るー!
と思って手紙を見たら、
 
「やれよ!やれよ!お前なら出来るよ!!」
 
マジかよ!
わかったよ。やるよ!
お前が言うなら、やるよ!!
 
 
 
面白いほど
シンクロニシティが起こる。
 
 
毎朝、明日の自分へ応援歌
毎晩、昨日の自分へ返し歌。
 
 
明日への手紙は
自分自身とのコミニュケーションだ。

【未来の味方】191


アイランドツアー2018で、僕は未来の自分と対話した。
今の僕は、苦しんでることがあって、どんなに自分を肯定をしても穴から水がこぼれるように言葉がすり抜けていった。
それを、未来の僕が、ゆっくりと語りかけてくれた。
 
 
「わしは、自分の人生の中で、
今のお前が一番好きじゃ。」
 
「人生でも最も好きな自分は
今のお前じゃよ。」

 
でも!僕こんなんですよ!?


「大丈夫じゃ。
悩んでいるなら、
わしの持っている全てを捧げよう。」
 
 
こんな僕にですか!?
 
 
「ああ、
出逢いが欲しいなら、全ての人脈を
判断ができないのなら、全ての経験を
お金で困っているなら、全ての財産を
わしの持てる全てをお前に投資する。」
 
 
なんでそんなことするんですか!?
 
 
「お前にはその価値がある。」
 
「どんなことをしてもいい。
わしはお前の味方じゃ。」
 
「長い人生の中で、今のお前が一番好きじゃ。
人脈も、経験も、財産も、全てを捧げよう。」
 
「いいかい、お前には、その価値があるのだから。」
 
「お前のことが愛おしい。」
 
「お前のことを心から愛している。」
 
 

僕は涙が溢れ出て来た。
   
 
 
僕は、「自分の味方は自分」だということは
前から思っていた。

全員に裏切られ、
世界中が敵になっても、
たった一人、自分だけは味方だと。
 
 
でも、
 
そうじゃなかった。
 
 
 
1年後の自分も
10年後の自分も
20年後の自分も
50年後の自分も
 
無限の未来の自分が味方なんだ。

一人じゃない。無限だ。
 
無限の自分が、味方してくれている。
 
 
どんなことがあって
俺&無限の俺がいるから
絶対に大丈夫だ。
 
僕がいる。
僕がいる。
そして僕がいる。
 
僕は、大丈夫だ。

【夢】190

あなたは夢を持っていますか?
夢を持つことは素晴らしい。夢があるから人生が輝く。僕はそう教わってきたと思う。
じゃあ、今の僕に、夢はなんですか?と聞かれたら
正直な答えは、わからない、なんだ。
 
そんなとき
中村文昭さんの言葉が届いた。
 
 
 
 
俺も夢なんてなかった。
 
夢を持てー。夢を持てー。
言われてきたけど
やりたいことなんて
見つからなかった。
 
無理して持つくらいの夢なら
持たなくてもいい。
 
その代わり
目の前の人喜ばすことだけ
考えて行動してた。
 
そしたら
自分の道を人が教えてくれた。
 
自分がブライダルの仕事するなんて
夢にも思わなかった。
 
自分が講演家になるなんて
夢にも思わなかった。
 
 
 
夢を描いて
それに向かって突き進む
目標達成型の人生も素晴らしい。
 
 
でもね、
夢にも思わなかった人生を生きる
天命追求型の人生もあるんだ。
 
 
 
 
 
 
夢にも思わなかった人生か!
これは、すごい!
 
 
自分が想い描く、その枠の外の世界
一体どんな人生だろう?
 
 
ワクワクした!
 
 
人喜ばせて、人喜ばせて、
夢にも思わなかった人生と
出逢いに行こう。

【情熱】189

国パパから聞いた話が心に残っていている。松岡修造さんのストーリーだ。国パパは高校時代、松岡修造さんと同期で一緒にテニスをやっていた。

ある試合の日、
会場に向かう電車が混んでいて
席が空いてなかった。

そしたら修造さんは
荷物を置く網棚によじ上って
そこで横になっていた。

体力を温存して、試合に勝つためだ。




それから、

高校の選手権で全国優勝して
そのお祝いに主力メンバーで
ウィンブルドンの舞台に
連れて行ってもらったときのこと。

憧れのコート。
ちょうど警備員がいない。

本当は入っちゃだめだけど、
コートの中に入って
記念撮影をした。


そしてコート脇へ戻ったら
修造がいない。
あいつはどこに言ったんだ?

振り返ると、
彼はまだコートの中にいて
「また戻ってくるからな」
と芝生にキスをしていた。


みんなは
「おい、警備員に見つかったら怒られるぞ!」

と彼を連れ戻した。

卒業して、一緒に行った同期の仲間は
それぞれテニスの世界で
活躍していったけど

結局あの舞台に立てたのは
修造だけだった。



僕が心を打たれたのは
その情熱だ。



網棚で寝ることも
コートに入ることも

マナー違反かもしれない。

でも、焦点はそこではない。


周りが見えなくなるほどの情熱!

何ものにも代えられない
欲しくて欲しくてたまらないものに
向かう姿!


常識や世間体など吹っ飛ばす
その情熱と

情熱と共にある姿は美しい!

【出る杭】188

「出る杭は打たれる」は有名なことわざ。人よりちょっと抜きん出たり、目立ったりすると、周りから妬まれたりして足を引っ張られ、皆と同じにされる。これを打たれないようにするにはどうしたらいいだろうか?それは2つの方法がある。

一つは出ないようにすること。

みんなと同じに、
目立たずにじっとしていること。

そしてもう一つは
出過ぎること。


出過ぎてしまった杭は、
みなと同じ高さまで打つのも大変だ。

こういうもんなのかなって思う。

だからほっとかれる。



出る杭は打たれる。
 
でも、
出過ぎた杭は打たれない。
 
 
 
 
 
 
 
そしてさらに、
出過ぎたその先があると思う。
 
 
 
どこまでも出過ぎ続けたら
 
 
もうここまで出たなら
いっそのこと抜いちゃおう!と
さらに高みへ持っていかれるんだ。

【自分以外は皆教師】187

この言葉は、20代のころまだ経験も浅い僕に向かって、松岡さんが言ってくれた言葉だ。松岡さんは、すでに成幸されていて、僕は考え方、あり方を学ぶことしかなかった。
 
それなのに、
「自分以外は皆教師だ。
河端くんからも僕は学ぶことがある。」
と言われた。
 
そのとき、
僕は、自分が松岡さんの立場だったら
その台詞言えない!と思った。 
 
僕ならきっと、成功に驕ってしまう。
 
 
相手に対して
教師として、学ばせてもらうのは、
尊敬出来る人だったら、という
条件付きだ。
 
じゃあそうでなかったら?
 
何を基準に条件を判断するの?
 
年齢?収入?容姿?学歴?性別?住まい?
 
僕の中で、無意識に自分が上だ!
と思ってしまう価値観があって、
それで教師かどうかを判断してしまう。
 
 
でも、
松岡さんの言う「皆」
とは全員だ。
 
条件や自分の価値観で見ない。
 
出逢う全てが教師。
 
この在り方が出来る人こそが
本当の成幸者なんだと思った。


【思い込み】186

以前行った小田全宏氏の講演で心に残る話があった。ちょうどサントリーホールで、自らが作曲した組曲「大和」の指揮を初挑戦するころだった。この組曲大和が誕生したきっかけを話してくれた。「のだめカンタービレ」のドラマで主演の玉木宏さんが指揮をやってるのを見たときのこと。
玉木宏に出来て
俺に出来ない訳がない!
と思って
交響曲の作曲、指揮に
挑戦することに決めたという。

頭の枠が吹っ飛んでる。

サントリーホールで
公演をやることを知人に伝えたら
こんな反応が返ってきたそうだ。

「え!あのサントリーホールで
やるんですか!?
サントリーホールといえば
有名な音楽家の方でも
なかなか公演できないという
格式高いホールなのに
一体、どうやって取ったんですか!?」


そう聞かれて

小田さんは
こう答えた。


「簡単です。

サントリーホールに電話して

こう聞いたですよ。」


『空いてますか?』




なんと!

確かに!!


最初から
「取ることはできない」
という思い込みがあったら

その電話が出来ないだろう。


そして反対に
「俺に出来ないわけがない!」
という思い込みがあったから

常識では考えられないことが
出来てしまった。

思い込みは
可能を不可能にするし
不可能を可能にする。

【手放したくない】185

大きな問題ほど、なくなるのに時間がかかることがある。そういった問題は、人生に影を落とす。早くなくなったらいいのに。解決したらいいのに。悩みながら、人に相談したり、苦しんだりして、時間がたっていく。
やがてついに、解決する糸口が見つかった。
「この問題がなくなるかもしれない。」

それがわかった瞬間
芽生えた感情

「この問題を手放したくない」

あれ?
そんなバカな!

ずっと、手放したい!と
思ってたはずなのに。


なんでこんな感情が
沸き起こっんだろう?

意識の裏側を調べていく。

人間は恒常性、ホメオスタシスを
持っている。
本能的に、変化を恐れるんだ。

問題があることが
当たり前になってたから
変化が怖かった?

もちろん、
それもあるかもしれない。


けど、他にもあるんじゃないか。

「問題があること」に
メリットを感じていたんじゃないか。

それはなんだろう。

「やらなくていいこと」
があったのではないか。

大きな問題があれば、
それにさえ集中していればいい。

忙しいのは、ある意味楽なんだ。

もしそれが解決したのなら、
他のことを見なければいけない。

自分の人生に
向き合わなければならない。

それを避けるために
問題解決を無意識で避けて
きたのかもしれない。

この発見は学びだ。

もしかしたら
今抱えている大きな問題
ずっと解決しない問題の裏には
何かを避けられるという
存在理由が
あるのかもしれない。

【あなたは私だ】184

生涯のうちで出逢える人の数には限りがある。人生で関われた人とは、縁があったということだろう。あなたに、出逢うべくして出逢ったんだ。「人は鏡」という言葉がある。
目の前に現れた人は、自分と同じものをもっている。だから、引き寄せあったんだ。

あなたは、私の一部を持っている。

あなたの中に、私がいる。

あなたは、私と同じだ。

あなたは、私だ。

出逢う人、出逢う人に心の中で語りかける。

あなたは、私だ。

あなたを探しているとき
私は、私を探していたんだ。

あなたに出逢ったとき
私は、私に出逢ったんだ。

あなたを受け入れることは、
私を受け入れることなんだ。

私は、私を受け入れる。


けれど
私があなたを
受け入れられないときがある。

あなたは、私だ。

わかるよ。

私が、私を受け入れられないとき
あるよね。

わかるよ。

私は、私だから。

あなたは、私だ。

あなたに出逢うことは
私に出逢うことなんだ。

【ほめあい】183

知り合いの夫婦にこういう会話があった。だんなさんがお家に帰ったら奥さんが部屋をきれいに片付いていた。
だんなさん「○○ちゃんは本当にすごいねー。」
奥さん「だって○○くんのお嫁さんだもん」
だんなさん「僕も見る目があったよ」
こんな感じでどんどん褒めあっていく。まぁ、ただのノロケとも取れるかもしれないけど(笑)僕はこの会話聞いた時、すごいなって思ったんだ。
特に後半の二つのセリフ。
自分を褒めつつ、
相手の価値を上げていく会話なんだ。

あなたはすごい!
から
あたも私もすごい!
の褒め合い。

こんなのを毎日繰り返してたら
日常がどれだけ輝くだろう。

僕もパートナーと常に
こうやって高めあっていこう。

お互いに、自分と相手を同時に
輝かせるコミュニケーション。

そんな素敵な文化を、育んでいこう。