【2mm】98

アンソニーロビンズの講演で
ハリウッドの凄腕整形外科医の話を聞いた。
その人は多くの女優や歌手を手がけてきて
見ただけでメスを入れてるかどうかわかるそうだ。
その人が決めてる話が意外だった。

どんな人も2mmしか動かさない。

たった2mmの違いで
美しいと言われる顔を作るそうだ。

どんな人も。

大きな違いを生むのは
ほんのちょっとの差なんだと。

もう一つ、名倉さんから聞いた話。
漫画「キングダム」の作者
原泰久さんが連載当初伸び悩んで
「スラムダンク」の作者
井上雄彦さんに相談に行ったそうだ。

そのとき、もらったアドバイス。

キャラクターの瞳を
もう少し大きくした方がいい。

ほんのわずかの違いで
売り上げが一気に上がって
1位になったそうだ。


何か大きな結果を作るには
大きなことをしないといけないと
思っていたけど

どうやらそうじゃないようだ。

ほんのちょっとの差。
わずか2mm

他の人より、
今の自分より、

2mm速く
2mm高く
2mm遠く
2mm大きく

見てもわからないような
そのほんのちょっとの差が
大きな違いを生み出すんだ。

【まだいけるよな‼︎】97

漫画「スラムダンク」の名台詞。
『まだいけるよな!!』

バスケットボールの試合中、相手チームと点差が開いているときに
主人公の桜木が主将のゴリに向かって言った台詞。
ゴリが「ああ!!まだいけるぞ!!」と返す。

最近この台詞が、頭の中に響く。
主に柔軟をやってる時に(笑)

僕は身体がかたくて、柔軟はきつい。

でも隣でべたっとついてる子をみて
同じ人間なんだから俺だって
あそこまで出来るはずだ!
と頑張ってる。

もう無理!
と思っても
まだいけるよな?
と聞かれたら
心の声は
「まだいけるぞ」
って返すんだ。

実際、柔軟って、時間をかければ
ちょっとずつちょっとずつ
手は前にいくんだよね。


これって日常や仕事でも当てはまると思う。

もうこれ以上出来ない、、、。

って思うときって
そういう答えをもってくる
問いをしてたりするだよね。

「もう無理だよね?」
とか
「もうやめたいよね?」
みたいな。

これに対して
「まだいけるよな?」
って問いをされたとき

たいていは

まだ行けるんだ!

自分の心が
「もう行けないです」
って返ってきたら無理しなくて
いいと思うけど。

限界って思ったよりも
遠いんだ。

もう辛い、もうだめかもって思ったとき
「まだいけるよな!!」

この言葉をかけて、自分の
心の声を聞いてみよう。

【吾唯知足】96

図書館で本を読んでいたときに
ふと思った。
字が読めるっていいな。

字が読めるから、今本を読める。
字が書けるから、SNSで発信ができる。

五体満足で生まれてきて
字を読める教養を身につけて
なんて幸せなんだろうと
泣けてきた。

「吾唯知足」
われただ足るを知る

京都の滝安寺に彫られた
言葉が思い出された。

これが足りない、あれが出来ない。
と落ち込んだりすることもある。

そんなときは
足りないものではなく
持っているものに目を向けよう。

すでに多くを持っている。
大丈夫。
十分なほどに満ち足りているんだ。

【準備】95

僕はよく「準備がいいね」と言われる。確かにそうだと思う。
あったらよさそうな物は持ち歩いてるし、必要になりそうな情報はあらかじめまとめておいたりしている。

でも、昔はそうじゃなかった。
こうなれたのには、実は訳がある。

僕は臨機応変が苦手だったんだ。

何か想定外のことが起こった時、
パニックになってしまう。

だから完璧に用意されてないと
安心出来なかった。
怖くてしょうがなかった。

だから準備した。


ペンが足りなかったときのために
余分にもう1本持っていく。
渋谷でお茶をすることになるかもしれないから
カフェの候補をあげてく。
傘や充電器、両替用の小銭などは
どんな時でも持ち歩く。

いっぱい準備するようにした。

だからいつも荷物は多い。

遊びに行くときも、
「今日仕事?」
って言われるくらいいつも持ち歩く。

それは何かあったときに、
ないと不安だからなんだ。

それでも対応しきれないときがある。

そういうときは、あとで
問題と解決策をメモしておいて
それをリスト化して蓄積しておいた。

それがマニュアルになって、
今他の人の役に立っている。


準備をするのが好きだったわけじゃなく
元々は、
究極に苦手なことがあって、
それを避けるために磨いた能力。

今は、臨機応変に弱くて
よかったと思っている。

あらゆることを想定して
準備する力がついた。

苦手と思っていることは
実は人生の
大きな武器になりえるんだ。

あなたの苦手なこと(武器)はなんですか?

【セルフイメージ】94

私はセルフイメージが低い!
と思ってる人ほど
実はセルフイメージが高いことがある。

私はあれも出来ない、
これも出来ない、
と落ち込んだり、
自己嫌悪になつたり。

それはもしかしたら、
比べる対象のイメージが
高いのかもしれない。

出来ないと落ち込むということは
それがうまく出来ている場合が
前提にあるということ。

比べることが出来るということは

自分はそうなれる可能性がある
と信じているということだ。


最初から、出来るわけがない!
と思ってたら
出来なくても落ち込まない。

例えば
ウサインボルトと比べて
足が遅いって落ち込まない。


あれも出来る、これも出来る。
失敗もしない
完璧な自分、理想の自分。

それと比べる対象に
出来るということは
そうなれると思ってる。

むしろ、それが当たり前だという
セルフイメージがあるから
落ち込んだりする。

実は、めちゃくちゃ
セルフイメージが高い
ってことなんだ。

自分はそうなれると思ってる。
それが出来て当たり前と思ってる。
その自分を認めてあげよう。

【氣をつけま、せん】93

「氣をつけます」

失敗したりミスをしたとき
よく使われる台詞。

僕はこの言葉はなるべく使わない。

一度起こったということは
同じことをする際に
再び起こる可能性がある
ということだ。

そうならないように
必ず解決策、予防策を
出すし、出してもらう。

このように対策します。
このように行動や環境を変えます。


「氣をつけます。」
って答えは
具体性がない。

僕にとっては
「何もやりません。」
と同義だ。

同じことが起こらないように
何を変えたらいいのか?

どのようにしたら
解決できるのか?

何が出来るのか?

常に問いかけをして
答えを探すことで
成長していくんだ。

【求めよさらば与えられん】92

今使ってる財布はかなりいいもので、
もう7年くらい使っている。

これを手に入れたときのエピソードがある。

お世話になった方が
引っ越すというので、家に行った。

「処分したいから
欲しいものがあったら
持ってっていいよ。」

本などをもらったあと
この財布が目についた。

「この財布いいですね!」

「いいとこに目を付けたね。
これはすごくいいもので
とても気に入ってるんだ。

欲しいの?」

「いや、大切なものなら
もらえないですよ」


次に言われたことに
違和感を感じた。

「へぇー、
河端くんはそうやって
欲しいもの欲しいって
言わないで生きていくんだ。」

とっさにこう答えた。

「当たり前じゃないですか。
あなたのものなんだから
いらないのではなければ
もらえませんよ。」

言葉に出して、
違和感の原因に気付いた。
これ違うな。

その考え方を変えなさい、
と教えてくれてるんだ。


「これ欲しいです!僕にください!」


「大事に使ってね。」


財布と一緒に、
素敵な教えもいただいた。

欲しいものは欲しいって言わないと
手に入らない。

求めよさらば与えられん。

【10秒の壁】91

100m走で10秒切る。

今は、大きな大会の決勝戦で
9秒台は当たり前の世界。

ところがひと昔前は、
そんなことが出来るのか?
と思われていた。

1983年カール・ルイスが
公式記録で10秒を破った。
それから続々と10秒を破る選手が現れたんだ。

それまでは誰も越えられなかったのに。


これを聞いたとき、
すごいな!って思った。
意識がこんなにも現実を変えるのか。

以前は10秒というのは
人間が越えられない壁。
という共通意識が持たれていた。

ところが、
一人が越えてしまうと

あれ?
出来るじゃん。


潜在意識に入る。

集合的無意識が変わり

出来る人が続出する。


意識が変わったら
出来るようになったということは
つまり本当は壁なんてなかった
ってことだ。

思い込みなんだ。

壁は自分が作ったものだ。


壁を壊そう!意識を変えよう!

・・・
とは言っても
簡単には出来ない。

私にも様々な思い込みがある。

それを壊せたのは
壁がない人と出逢うことだった。


いろんな方と出逢った中で
特に名倉さんが
めちゃくちゃ壁を壊してくれた。

【やだよー】90

先日とれみにょん珠生さんの
コミュニケーションのワークショップに参加して、面白いワークをやった。

相手の誘いに対して「やだよー!」
と全部否定で返す。

今までいろんなワークを
体験してきたけど
割とポジティブなワークが多かったから
これは初めてだった。

やってみて気づいたのは
意外と気持ちよかった!ってこと。


この感情は自分の中で重要なことだと思った。

それはなぜだろう?


大人になると、周りに合わせて
嫌なものも嫌と言えずに生きていく。


「ちょっと忙しくて、、、。」
は、
よくある断り文句。

いや、忙しくなくても

やりたくないんでしょ?
行きたくないんでしょ?

それが嫌だから!

でも言えないよねぇ。なかなか。

だから思いっきり
やだよー!
って言うのは気持ちよかったんだ。


たまには周りのことはおいといて
自分に本音を言わせてあげよう。

【神がいる】89

中学生のとき、フランス旅行に行った。
そのとき訪れた
カルカソンヌの城塞都市の感動が
今でも忘れられない。

その町の教会で
僕は神に出会った。

礼拝堂のステンドグラス
それがあまりにも偉大で
出会ったときに
光に打たれた感じがした。

そのとき、直感した。

これは神が作ったんだ。

神がいなければ作れない。

もちろん
作ったのは職人だろうけど
彼らの中に神がいたんだなと思った。

職人が信仰という力で神を宿し
このマスターピースを彫り上げた。


信仰するというか
捧げるというか

そういう力はなんと
偉大なんだと感動した。


自分に当てはめようとすると
僕は特定の宗教に対する信仰は
持ってないので

信仰って言葉はなんだか
しっくりこない。

だから言葉を分解して
信じ仰ぐこと。


人を信じ仰ぐ。
自分を信じ仰ぐ。

そして
自分の夢を信じ、仰ぐ。

夢に対して、崇高なまでの
感情を抱いたとき
その夢に神が宿る。

時代を越えて異国の少年に
感動を与えるほどの
奇跡を作れるんだ。


あなたが信じて仰ぎ見る夢はなんですか?