
ものごとって氣づいたときがやるのにいい瞬間なんだって。わかっていても、先延ばしにしてしまうことしょっちゅうだ。お返事を書いたけど、送るのは明日の朝でいいや。後回しにして就寝。そして朝起きたら、もう話が変わっていた。しまった!送るタイミング逃した!
まだ時間あるから、準備は後でもいいや。いつの間にか時間は過ぎて、直前になって、しまった!時間が足りない!
生きてるのって「生」なんだよね。
生ものは、その時を逃すと、新鮮さが失われる。
その時出来ること。
その時動こう。
#フォーチュンギフト

Fortune Gift

ものごとって氣づいたときがやるのにいい瞬間なんだって。わかっていても、先延ばしにしてしまうことしょっちゅうだ。お返事を書いたけど、送るのは明日の朝でいいや。後回しにして就寝。そして朝起きたら、もう話が変わっていた。しまった!送るタイミング逃した!
まだ時間あるから、準備は後でもいいや。いつの間にか時間は過ぎて、直前になって、しまった!時間が足りない!
生きてるのって「生」なんだよね。
生ものは、その時を逃すと、新鮮さが失われる。
その時出来ること。
その時動こう。
#フォーチュンギフト

ビルで天上を見上げるとスプリンクラーが設置されている。火災を食い止めるためだ。消化器も置いてあるだろうし、火災報知器も設置されている。それらは定期的に整備点検が行われてる。普段はそれが作動することはない。でも、もしもの時に備えて、じっとそこに設置されているんだ。そういうのって、意識を向ければ実は至る所にあるんだよな。
街中に設置された消火栓。
豪雨時に水を逃すための地下貯水槽。
駅や施設に置かれたAED。
電車の座席の下には
閉じ込められた際
窓を叩き割るハンマー。
飛行機の上には酸素マスク。
車のエアバッグも
小さくたたまれてそこにいる。
もしものことがないと
存在を忘れてしまっていても
あらゆるところで、24時間
僕らを守ってくれている。
それを作った人がいて
設置した人がいて
日々点検してくれてる人がいる。
街の中、
そこに意識を向けると
思うんだ。
私は守られてる。
#フォーチュンギフト

僕は自分のことを「もうおっさんだ」とか、「もう年だから」と言うことはしない。ネタや冗談としてもほとんど言ったことがない。人は、幾つになったからそのようになるのではなく、自分がこの年齢の人はこう、というイメージの通りになるのだと思う。僕が20代のころから出逢ってき先輩たちは、50代ってこんなに若いんだ!70代ってこんなに元氣なんだ!
という人たちばかりだった。
年を重ねることは素晴らしい。
その時のあり方は、
自分でイメージした通りになるんだ。
#フォーチュンギフト

前に、よさこいをがっつりやるのはやめて、違うことやろうかな。そう思ったことがある。そんなときに説明会があった。やらないつもりだったけど、一応聞くだけはしっかりと聞いておこうと参加した。終わって氣がついたら、1番に入会していた。やらないつもりで参加したのに、なぜそうなったのか?
それは、燃えてたんだ。
説明会が、燃えてたんだ。
情熱の炎で、燃え上がっていたんだ。
その炎が、僕に移ってしまった。
燃え出した心は止められない。
人を動かすのは
いつだって
情熱の炎だ。
#フォーチュンギフト

カンボジアのアンコールワットを旅していた時のこと。僕はバイタクの後ろに乗って、遺跡に向かってた。道の途中、バイクの調子がおかしくなった。どうも故障したようだ。運転手の兄ちゃんは、最寄りの修理所までバイクを持っていくことにした。僕はその間、道端で1時間ほど待つことになった。
近くにはほったて小屋みたいな家があった。裸同然の男の子2人が遊んでいた。1人の老人がボロをまとって座っていいた。
僕も座り、老人と同じ方向を眺めていた。
目の前の道を
外国人観光客を満杯にのせた大型バスが
次から次へと通っていく。
この老人は
彼らが向かう先の遺跡に
行ったことはあるのだろうか?
毎日これだけの観光客が流れていくのを
どう思って見てるんだろう?
老人と旅人はただ黙って
バスを眺めていた。
何十台も通り過ぎる違う世界。
バスの中にいたら
気づくことのない景色。
視点が変わると
こんなにも世界が違って見えるんだ。
#フォーチュンギフト

「ここ違ってますよー」と言われて「そんなはずないです。見間違いじゃない?」と言ったけど、やっぱり違っていたこと。「ここ間違ってますよー」と指摘したけど、「いや、前に変更になったでしょ」と言われて、そうだった!忘れてた!となったこと。そんなことが起こってしまう。自分が正しい。自分こそが合ってる。と思ってしまうからだ。
相手と自分の話が違うとき、本当に相手が間違ってるの?
そんなはずはない!
と思っても、ちょっと待って。
一度立ち止まって
冷静に、確かめてから
進めよう。
間違ってるのは、自分かもしれない。
#フォーチュンギフト

流れ星を見るために外を歩いていた。なるべく暗くて良く見えそうなところを探して。近くの小川、工事中の広場。けど、どこへ行っても街灯やマンションの照明、広告看板が光っていた。そうか、都会というのは、明るいな。
そのとき、文明に感心しちゃった。
ここまで至るところを光らせている。
これはすごいことだ。
一体、いつだったろう?
暗い夜道を月明かりを頼りに歩く。
なんてことを最後にしたのは。
故郷での夜空を思い出す。
水源池の森の小屋に登り
よく空を眺めた。
真上の夜空が一番暗く
空と地上の境目は明るい。
地球の裏の太陽の光が
漏れているんだろうか。
空の下で淡く光る森と
漆黒の天蓋のコントラスト。
美しい光景だった。
夜道を照らす文明と
森の夜の自然の景色
夜空を見上げると
二つの感動が頭上に瞬くんだ。
#フォーチュンギフト

ラジオであるサッカー選手がリスナーからの質問に答えていた。「サッカー選手になってなかったら何になっていましたか?」「僕よくこの手の質問聞かれるんですどね・・・。知らねぇよ、と。だってサッカー選手になるために頑張って来たんだもん。それ以外のこと考えてたらなれないでしょ」
この答えに痺れた。
「そうなる」ためには
「そうじゃなかったら」
なんてことは考えない。
そんなの入る余地がないから、
「そうなる」んだよね。
#フォーチュンギフト
#そうじゃなかったら
#そうなる

本番前、ステージの後ろ側で待機している。前のチームが踊っている。緊張で心臓がバクバク。呼吸も早くなって、笑ってるんたけど顔が強張ってる。頭の中で次にやることを一通りイメージして、本番!よし!行くぞ!この緊張感が大事なんだ。今まで多分何百回も舞台に立ってきて、わかったことは、緊張と、いいパフォーマンスは連動する。
緊張が弱いときは
楽しいかもしれないけど、
いいパフォーマンスにならない
ことが多い。
アスリート選手の誰かが言ってた。
スタート地点に立って
緊張をしなくなったら
それが引退の合図だ、と。
緊張することはダメなことじゃない。
舞台袖の緊張こそが
僕にとっては
いい演舞をする大事な指標なんだ。
#フォーチュンギフト

僕の大好きな漫画、『メイドインアビス』。アビスと呼ばれる、深さが何万メートルあるかわからない大穴が舞台。その穴の奥底には、奈落の至宝が眠っていると言われている。そこに挑む探窟家たちには、様々な試練が襲いかかる。深く潜れば潜るほど、強くなる呪い。未来を読める怪物たち。この世のことわりを超えた遺物。死の充満する中を、探窟家たちはいったいどうやって進んでいるんだ!?その問いに
ナナチは言った。
「さぁな。
ただな これだけは分かるぜ
そんなものじゃ
あこがれは止められねえんだ」
そう、憧れなんだよな!
どんな困難があっても。
どんな試練があっても
それこそ、
ことわりじゃないんだよ。
普通やらないことも
到底出来ないことも
憧れが足を進め、手を伸ばすんだ。
止められねえんだ。
#フォーチュンギフト