【10代】132

自分の年齢は誰が決めるのだろう?
「もう歳だから」「まだ若いから」「いい歳して」そういう言葉は僕は使わないようにしている。自分が何歳なのかは、自分が何歳のように生きたいかで決まると思う。

僕は、「年齢より若い」と言われることが多いと思う。
そう思って生きてるんだ。
僕は「おじさん、おっさん」という言葉を否定的に使うときは好きじゃなくって
自分のことをそう呼んだことはない。

言った瞬間から、言葉が思考を作るからだ。

僕は有難いことに
50過ぎても、還暦過ぎても
こんなに大人は若いんだ!
って思わせてくれる
素敵な歳の重ね方をしてきた人たちに
たくさん出会ってきた。

だから、僕は50歳って
おっさん、おばさんって感覚は全然なくて
すごく若いと思ってる。

もう10年くらい前に
中谷彰宏さんがいい言葉をくれた。

「100歳までは10代」

100歳くらいになったら
落ち着いてもいいかもしれないね。

それまでは10代として
生きてきいんだ。

いつでも青春真っ只中!

【拍手は上で】131

今まで最高で何人の人に拍手で迎えられたことがあるだろうか?
僕は3400人の人の拍手に迎えられたことがある。
3400人いると、一度の視界では捉えきれない。顔を左右に振らないと全員を認識出来ない。
そしてさらに印象を深くしたことに
全員が頭の上で手を叩いていた。
だから音だけでなく視覚でも
すごい伝わってきた。
会場全体が波しぶきのようだった。

拍手の位置でこんなにも違うんだ。

その経験をしたから
僕は人に拍手を送るときは
頭の上で、見えるように
叩くことが多くなった。

あの拍手は受ける側は氣持ちいい。

拍手をするなら
相手が喜ぶ、最大の喝采を送ってあげよう。

僕はまだ手があれで出来ないけど。。。


ちなみに、
僕の夢に、大勢の人から
スタンディングオベーションを受ける
というのがあります。

そんな機会に居合わせたなら
ぜひ頭の上での拍手を
お願いします(^-^)/

【直感】130

僕はよく直感の力を使う。
服を買いに行ってお店に入って1秒で買うものを決めるときがある。
レストランのメニューも開いた瞬間に目に入ったものに決める。
あるいは、商品を端から見て行って、んー、んー、んー、あっ!これ!と見た瞬間に決める。

人は1秒で決めたことと、30分悩んで決めたことの結果が95%くらい一緒だと読んだことがある。
だったら、悩んだら最初の直感に従って決めた方が早い!
そして悩んで変えた答は、実は本当に望んでたものと違う場合がある。

迷ったら、自分の直感を信じよう。

【神経】129

もう10年近く前、東京で開催された『人体の不思議展』に行ってきた。本物の人間の人体を解剖し、腐らないよう特殊なコーティングをして展示されていた。
展示自体は後に物議を醸し、中止となったが、僕はそこで感じたことを今でも鮮明に覚えている。
血管や、神経がむき出しになっている人体を見て、こんなに細いもので各器官がつながっているのか。

この神経を切ってしまえば
そこから先は動かなくなり
この動脈を切ってしまえば
人は死ぬ。

どんな成功者も、政治家も、スポーツ選手も、身体の構造は変わらない。

そのとき強烈に
みんな同じ人間なんだ!
と感じた。

人に優劣はない。

尊敬する人や
凄すぎて遠くに感じる人
歴史の偉人たち
皆僕と同じ人体をもっている。

だったら僕も出来る!

そう感じたんだ。

あなたは、あなたの憧れる人と
同じ神経を持っている。

【削る】128

事を成すために、何をやったほうがいいか。
その情報は今世の中に溢れかえっている。
英語は勉強したほうがいい。
本は読んだほうがいい。
運動はしたほうがいい。
これをやったほうがいい
あれを身につけたほうがいい。
世の中にはありとあらゆる
したほうがいいことがある。
もちろん、
どれもきっと素晴らしいもの
だからオススメされるんだろう。

けれど、人生は有限だ。

全てをやることは不可能だ。

何をやるかということは
何かをやめること。

去年、
名古屋の青野さんに教わった。

やったほうがいいことは
無限にある。
けどそれよりも
何を削るか。
何をやらないか。


ふだん焦点があたりがちなのは
何をやるか?だと思うけど
新しいものを取り入れる前に
もう入れない。そして削る。
これがとても大事なことなんだ。

僕も今まで大きな決断をして
いくつものことを削ってきた。

だから今がある。

あなたは、何を削りますか?

【キンキンに冷えた水】127

僕がアジアをバックパッカーでまわっていたとき、いろんな美味いものを食べた。ヴェトナムのフォー。ラオスのカオニャオ&ビアラオ。タイの唐辛子チャーハン。インドのマサラ&チャパティ。
どれも思い出すだけで味が口の中に広がってくる。
そんな中で、一番美味しかったものは何か?
それは題名にもあるとおり
「キンキンに冷えた水」だった。

インドのカジュラホという街の世界遺産で蛇口から出てきた水を飲んだ。

冷たい!

ものすのく感動した。

日本を出て2ヶ月。
東南アジアを回ってた俺は
暑さと戦っていた。

冷やしてある水に
出会えることはあっても
縁日で売ってる冷たさレベル。

冷蔵庫なんてないから
本当に冷たいものに
出会えることはなかった。

日本では水道の蛇口をひねれば
冷たい水が出てくる。

冷蔵庫を開ければ
冷えた飲みものを取りだせる。

居酒屋では
冷え冷えのビールを運んでくれる。


その冷たさが
当たり前でない場所があるんだ。

キンキンに冷えた水の
うまさに感動すると同時に
いかに恵まれてたのに
それが当たり前になっていたか。

それに氣づかされた。

そんな思いと相まって
2ヶ月ぶりに
飲んだその冷たい水は、
バックパッカーで飲み食いした
全ての飲食物の頂点に立ったんだ。

【環境】126

何かを続けるには、意志だけではうまくいかないことがある。強い意志を持っても環境に左右されてしまうからだ。
やる!意志を固めると共に、環境を整えることはとても重要なんだ。
僕も、何度やっても続けられなかったことを、環境の力を使ってうまくいってることがある。
それは毎日の記録内観。
一日を振り返って周りの人に対して
・していただいたこと
・して返したこと
・迷惑をかけたこと
この3つの質問を
自分に問いかけ、記録している。

今まで5回くらいやり始めたけど
いつも半年ももたず辞めてしまった。

そこで3年前、
1人でやっているから
続かないんだと思い、
環境を整えた。

仲間を募って、その人たちと
一緒にやるようにした。

「他の人も一緒にやっている」
その環境がうまく作用して

3年間一日も欠かさずに続けられている。

人は環境動物と言われるほど
環境に左右される。

それを意志が弱い、
と嘆くことはない。

それをわかって、
環境をうまく活用すれば
意志に関係なく続けられるんだ。

やる!
と決めてもなかなか続かないときは
自分の心を責めるのではなく
続けられる環境を整えてみよう。

【宣言】125

何かを始めようとしても、自分の中だけで決めたことは負荷がかかったとき、簡単に辞められてしまう。
それを防ぐためには、人に言うことだ。
僕はよく朝活に行くけど、最初は起きられなくてなかなか行けなかった。
自分の中で行こうと思ってただけだからだ。
でも、early birdという朝活の紹介文にこんなようなことが書いてあった。
「申し込みをしてください。そうすれば約束になり、起きられます」

自分の中だけで思ってたことは
人に伝えた瞬間、
その人との「約束」になるんだ。

やろうと思ってることは、
人に伝えよう。

そして、たくさんの人に
伝えることで、約束は強まる。

それが「宣言」だ。
今はSNSとかがあって
多くの人に一度に宣言しやすい
時代になった。

というわけで、
僕も宣言をします。
「今日から30日間毎日、
この紙に書いて言葉をUPします」


あなたも、
やろうと決めてるいることは
みんなに向かって宣言をしてみよう。

【いいよ】124

「これやっていい?」『いいよ』「あそこ行っていい?」『いいよ』
いつも語尾が上がり気味みで答えてくれるその言葉を聞くたびに、僕の心は和らいでいったんだ。

いつしかその口ぐせは、
僕に移ってしまったようだ。

『いいよ』

これは、初めて付き合った彼女がよく言ってくれた言葉だ。

俺のやること、言うことに
『いいよ』って、いっぱい言ってくれた。

楽になる瞬間だった。
受容されてる感じがするんだ。

その心地よさが、
今でも心に残っている。

だから僕も、たくさんの人に
この言葉を伝えるようにしている。

でも日常では恋人や子どもに対して
たくさんのあれも「ダメ」、これも「ダメ」
あふれている氣がする。

そういう言葉が出てしまったら
それ以上に
『いいよ』って言ってあげよう。

そして「ダメ」を自分に対して
出してしまったら
その何倍もの『いいよ』
を与えてあげよう。

自分のやることに
『いいよ』って
愛を込めて。

【迷う】123

これからどうしよう?何をしよう?
決められない。迷うときって人生にあると思う。
僕は、それはとても幸せな時間だと思うんだ。
迷っても、いつかは決めて、その道に進み出す。
進んだら、出会いがあったり、見える景色が変わっていく。

迷ってる間というのは
実は全ての可能性を持っている。

まだ未来は決まっていない。
何をしてもいいんだ。
どこへ行ってもいいんだ。
全ての選択が出来る状態。
贅沢な時間なんだ。

僕は23歳のとき
東南アジアをバックパッカーをした。
その第一歩は
ヴェトナムのホーチミン市から。

一日目の宿だけ取っていて
次の日の朝ホテルを出たとき
どっちへ行こうか迷った。

その瞬間、氣づいた。
どっちへ行ってもいいんだ!
右に行っても!左に行っても!まっすぐ行っても!
僕は自由だ!

歩き出したら決まってしまう。
決めることはそれ以外の選択を断つこと。

迷ってるとき
それは何を選択してもいい、
全ての可能性を持っている瞬間。

思いっきり楽しもう。