【成功者の言葉】136

成功者のセミナーを聞くと、すごく感動するし、入って来る。自分もそんなふうにセミナーがうまくなりたくて、練習した。でもそんなにうまくいかない。
どうやったらうまくなるのか?
そを聞いていたら
セミナーを録音して書いてみなと言われた。
一言一句もらさずに。
「えー」とか「あー」とか感嘆詞も全て書く。
パソコンに打つんじゃない。
全て手で書くことが重要だ。

たった5分の話でも
ノート何枚にもなった。
2時間のセミナーを
全て書き写すのは
何日もかかる。

僕は録音して、書いた。
何日もかかった。

そして氣づいた。
使ってる言葉が違う。

言い回しや、繰り返し方。
この話とその話はそうやって繋ぐのか。

語尾と、接続詞に人の思考は表れる。

言葉が変われば思考が変わる。
思考が変われば人生が変わる。

という。

知りたければ
一言一句、書いてみよう。

書いた人だけがわかるから。

【正しい答え】135

僕はよく正しい答えを求めてしまう。言葉通りに、決めた通りに。前にそう言ったから!それがルールだから!そしてよく言われた。「タカシは0か100かしかない」って。
機械なら正しいか、正しくないかでいいんだけど、人間は感情があるんだよね。

言葉通りに行きすぎると
よくないこともある。

僕は不器用だったし
正しさの中にいると楽だったから
正しさを押し付けてきた。

グレーゾーン
曖昧さ
臨機応変

それを持つことは、
人を許すこと。
幅を広げること。

長い時間をかけて
わかってきた。

世の中では、
こういうことが多い。

正しい答えは、
正しくない。

【フランス時間】134

学生時代、南フランスのイェールという港町にホームステイをしていた。ある休日、ポルクホール諸島という国立公園へ行くことにした。船の時間を調べると港を9時に出航する。港に向かうバスを調べると1番早くて8時25分発、8時55分着だった。ギリギリだが間に合う。
俺はその日早めに家を出て、バス停へと向かった。

バスに乗り込むと
運転手はまだ来ていなかった。
時間になっても、運転手は来ない。

たまりかねて探しに行くと
喫煙所でタバコを吸っていた。

「もう時間だよ」
「わかってるよ。待ってな」

しぶしぶバスに戻り
バスは結局5分遅れで出発した。

出発すると運転手は
自分の好きな音楽をかけだした。
自由かよ!

しばらく走っていると
反対車線に知り合いを見つけて、
「おおーい、○○!乗ってけよ」
バス停じゃないところで人乗せた。
自由かよ!

俺は心配になって、運転手に質問した。

「時間通りに着くんだろうな?」

「船に乗りたいんだろう」

「そうだ」

「任せときな」


不安は消えないが、乗ってるしかない。

結局バスは、港に
9時ちょうどに着いた。

「な?間に合っただろう?」

うるさいわ!と思ったけど
文句を言う暇もない。

運転手を尻目に、船へダッシュ!

チケットを買って
なんとか出航前に乗ることが出来た。

フランスのバスはどーなってんだ!

とプンプンしながら
外を見ていて、

しばらくしてから氣づいた。

船も全然出航しねー!!

ああ、これがフランス時間か。

日本に慣れすぎると

数分遅れただけでやきもきしちゃう。


たまには、

焦らず、

ゆっくりと、

フランス時間で、

心穏やかに過ごそうじゃないか。

【=IF】133

僕は、Excelが大好きだ。特に関数が。一日中だっていじっていられる。Excelの関数を組むことは、僕にとっては芸術作品を作るに等しい。
いかにシンプルに、正確に、答えを導くか。そこに美しさがある。
“=SUMIFS”,”=RAND”,”=TODAY”,”=INDEX”
美しい関数がたくさんある中で
僕の一番は
“=IF”

「もし・・・」という関数は、
条件を通して
あらゆる答えを変えられる。
そこに神のような美しさを感じる。

これって現実の社会でも
そうじゃないだろうか。

「もし」
この言葉のあとに、
いろんな条件を入れることで
僕たちはあらゆる
枠を外すことができる。

そして現実の社会には、
セルもシートもブックもない。

「もし」という扉は
あらゆる答えへの道へ
つながっている。

道に迷ったら
道が閉ざされたら

IF

この関数を
自分の人生に使おう。
答えが変わる。

【10代】132

自分の年齢は誰が決めるのだろう?
「もう歳だから」「まだ若いから」「いい歳して」そういう言葉は僕は使わないようにしている。自分が何歳なのかは、自分が何歳のように生きたいかで決まると思う。

僕は、「年齢より若い」と言われることが多いと思う。
そう思って生きてるんだ。
僕は「おじさん、おっさん」という言葉を否定的に使うときは好きじゃなくって
自分のことをそう呼んだことはない。

言った瞬間から、言葉が思考を作るからだ。

僕は有難いことに
50過ぎても、還暦過ぎても
こんなに大人は若いんだ!
って思わせてくれる
素敵な歳の重ね方をしてきた人たちに
たくさん出会ってきた。

だから、僕は50歳って
おっさん、おばさんって感覚は全然なくて
すごく若いと思ってる。

もう10年くらい前に
中谷彰宏さんがいい言葉をくれた。

「100歳までは10代」

100歳くらいになったら
落ち着いてもいいかもしれないね。

それまでは10代として
生きてきいんだ。

いつでも青春真っ只中!

【拍手は上で】131

今まで最高で何人の人に拍手で迎えられたことがあるだろうか?
僕は3400人の人の拍手に迎えられたことがある。
3400人いると、一度の視界では捉えきれない。顔を左右に振らないと全員を認識出来ない。
そしてさらに印象を深くしたことに
全員が頭の上で手を叩いていた。
だから音だけでなく視覚でも
すごい伝わってきた。
会場全体が波しぶきのようだった。

拍手の位置でこんなにも違うんだ。

その経験をしたから
僕は人に拍手を送るときは
頭の上で、見えるように
叩くことが多くなった。

あの拍手は受ける側は氣持ちいい。

拍手をするなら
相手が喜ぶ、最大の喝采を送ってあげよう。

僕はまだ手があれで出来ないけど。。。


ちなみに、
僕の夢に、大勢の人から
スタンディングオベーションを受ける
というのがあります。

そんな機会に居合わせたなら
ぜひ頭の上での拍手を
お願いします(^-^)/

【直感】130

僕はよく直感の力を使う。
服を買いに行ってお店に入って1秒で買うものを決めるときがある。
レストランのメニューも開いた瞬間に目に入ったものに決める。
あるいは、商品を端から見て行って、んー、んー、んー、あっ!これ!と見た瞬間に決める。

人は1秒で決めたことと、30分悩んで決めたことの結果が95%くらい一緒だと読んだことがある。
だったら、悩んだら最初の直感に従って決めた方が早い!
そして悩んで変えた答は、実は本当に望んでたものと違う場合がある。

迷ったら、自分の直感を信じよう。

【神経】129

もう10年近く前、東京で開催された『人体の不思議展』に行ってきた。本物の人間の人体を解剖し、腐らないよう特殊なコーティングをして展示されていた。
展示自体は後に物議を醸し、中止となったが、僕はそこで感じたことを今でも鮮明に覚えている。
血管や、神経がむき出しになっている人体を見て、こんなに細いもので各器官がつながっているのか。

この神経を切ってしまえば
そこから先は動かなくなり
この動脈を切ってしまえば
人は死ぬ。

どんな成功者も、政治家も、スポーツ選手も、身体の構造は変わらない。

そのとき強烈に
みんな同じ人間なんだ!
と感じた。

人に優劣はない。

尊敬する人や
凄すぎて遠くに感じる人
歴史の偉人たち
皆僕と同じ人体をもっている。

だったら僕も出来る!

そう感じたんだ。

あなたは、あなたの憧れる人と
同じ神経を持っている。

【削る】128

事を成すために、何をやったほうがいいか。
その情報は今世の中に溢れかえっている。
英語は勉強したほうがいい。
本は読んだほうがいい。
運動はしたほうがいい。
これをやったほうがいい
あれを身につけたほうがいい。
世の中にはありとあらゆる
したほうがいいことがある。
もちろん、
どれもきっと素晴らしいもの
だからオススメされるんだろう。

けれど、人生は有限だ。

全てをやることは不可能だ。

何をやるかということは
何かをやめること。

去年、
名古屋の青野さんに教わった。

やったほうがいいことは
無限にある。
けどそれよりも
何を削るか。
何をやらないか。


ふだん焦点があたりがちなのは
何をやるか?だと思うけど
新しいものを取り入れる前に
もう入れない。そして削る。
これがとても大事なことなんだ。

僕も今まで大きな決断をして
いくつものことを削ってきた。

だから今がある。

あなたは、何を削りますか?

【キンキンに冷えた水】127

僕がアジアをバックパッカーでまわっていたとき、いろんな美味いものを食べた。ヴェトナムのフォー。ラオスのカオニャオ&ビアラオ。タイの唐辛子チャーハン。インドのマサラ&チャパティ。
どれも思い出すだけで味が口の中に広がってくる。
そんな中で、一番美味しかったものは何か?
それは題名にもあるとおり
「キンキンに冷えた水」だった。

インドのカジュラホという街の世界遺産で蛇口から出てきた水を飲んだ。

冷たい!

ものすのく感動した。

日本を出て2ヶ月。
東南アジアを回ってた俺は
暑さと戦っていた。

冷やしてある水に
出会えることはあっても
縁日で売ってる冷たさレベル。

冷蔵庫なんてないから
本当に冷たいものに
出会えることはなかった。

日本では水道の蛇口をひねれば
冷たい水が出てくる。

冷蔵庫を開ければ
冷えた飲みものを取りだせる。

居酒屋では
冷え冷えのビールを運んでくれる。


その冷たさが
当たり前でない場所があるんだ。

キンキンに冷えた水の
うまさに感動すると同時に
いかに恵まれてたのに
それが当たり前になっていたか。

それに氣づかされた。

そんな思いと相まって
2ヶ月ぶりに
飲んだその冷たい水は、
バックパッカーで飲み食いした
全ての飲食物の頂点に立ったんだ。